観察研究

がん再発を監視するための、がん細胞の変異遺伝子から出た血液中のDNAを使った研究

治験詳細画面

目的


この治験は、異なる種類のがんの遺伝子変異を調べ、治療前後およびフォローアップ期間を通して、がんの量を比較し、治療後再発の指標となるか検証することを目的としています。また、将来的な応用のために基盤情報を集積することも目的としています。

対象疾患


悪性腫瘍
がん
腫瘍

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、年齢が85歳以下であること、男性でも女性でも参加できます。また、悪性腫瘍の診断がついていることが必要ですが、組織学的確定診断がある必要はありません。治療後に体内腫瘍量が減少するか、増大しないような治療を行っていることが必要です。また、主治医により余命が登録後180日以上と見積もられていること、2年以内に再発が見込まれる進行がん症例であること、治療前採血が可能であること、または治療前血漿DNAが保存されていることが必要です。一方、既に治療を開始しており、治療前採血試料がない場合、妊娠中の場合、フォローアップ検査が困難な場合、または主治医が参加は困難と判断した場合は、参加できません。

治験内容


この治験は、がんの治療について調べるものです。悪性腫瘍と呼ばれる20種類のがんについて、治療後の生存期間を調べます。また、治療後の体内の腫瘍量によって、血液中のctDNAという物質が増えたり減ったりする症例の割合を調べます。これらの調査結果から、がん治療の効果を評価することができます。

治験フェーズ

情報なし:

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


岩手医科大学

岩手県岩手県紫波郡矢巾町医大通1-1-1

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