青森県における急性脳主幹動脈閉塞症に対するtPA静注療法および血管内治療の実態調査
臨床研究
目的
青森県全体にわたる急性虚血性脳卒中治療、特に静注血栓溶解療法と機械的血栓回収療法の経時的な変化、現状を把握し問題点を究明することで、急性期脳梗塞の悉皆性の高い疫学や転帰改善の方策が明らかとなる。
同じ対象疾患の治験
(6件)参加条件
性別
男性・女性
年齢
下限なし上限なし
選択基準
以下のすべての項目を満たした症例を登録する。
(ア) 脳梗塞発症急性期にIV-tPAまたは脳血管内治療による再開通治療を受けた急性主幹動脈閉塞症患者
(イ) 青森県内の施設で再開通治療を行った患者
(ウ) 脳主幹動脈(内頚動脈[頭蓋外、頭蓋内])、前大脳動脈、中大脳動脈、椎骨動脈、脳底動脈、後大脳動脈)に閉塞が確認された患者
除外基準
患者、患者家族または後見人が研究参加を望まない場合
治験内容
観察研究
主要結果評価方法
1) 青森県全体でのIV-tPA 、MTおよび脳主幹動脈閉塞の発生率
2) 青森県における脳主幹動脈閉塞の治療実態
3) 発症90日後(±10日)のmRS 0-2の割合
第二結果評価方法
1) 発症7日以内の死亡
2) 発症90日後(±10日)以内の死亡
3) 対象血管の有効血管再開通(modified mori grade 2以上、TICI 2b以上)の割合
4) 発症後24時間以内の症候性頭蓋内出血