この治験は、頸動脈に問題がある患者にレスベラトロールを投与することで、認知機能に対する効果を調べるものである。治験は無作為化、二重盲検、並行群間比較にて行われる。
この治験に参加できる人は、20歳以上90歳未満で、男性でも女性でも構いません。ただし、中等度以上の頸動脈狭窄症や頸動脈閉塞症がある人で、6か月以内に同じ側の脳梗塞を発症していない人が対象です。また、本人が文書による同意を出した人が参加できます。ただし、認知機能が悪くて検査ができない人や、認知症治療薬を服用している人、他の病気を持っている人、薬を服用している人、妊婦や授乳中の人、過去に悪性腫瘍の治療を受けた人などは参加できません。また、研究責任医師や分担医師が参加を不適当と判断した人も参加できません。
この治験は、無症候性頸動脈狭窄症/閉塞症という病気に対する新しい治療法を調べるものです。治験のフェーズは2で、治験に参加する人たちに新しい治療法を試してもらいます。主な評価方法は、投与開始35週後のADAS-Cog 13合計点のベースラインからの変化量です。また、投与開始35週後の検査結果やMRI画像などを比較して、治療法の効果を評価します。治験に参加することで、新しい治療法の効果を調べることに貢献できます。
介入研究
投与開始35週後のADAS-Cog 13合計点のベースラインからの変化量
1) 投与開始35週後のMoCA, Trail making test合計点のベースラインからの変化量
2) 投与開始35週後の脳15O ガスPETによる脳血流量のベースラインからの変化量
3) 投与開始35週後の脳15O ガスPETによる脳酸素摂取率のベースラインからの変化量
4) 投与開始35週後の脳15O ガスPETによる脳酸素消費量のベースラインからの変化量
5) 投与開始35週後の脳FLAIR-MRIにおける大脳白質病変サイズ(Fazekas分類、体積)のベースラインからの変化量
6) 投与開始35週後の脳MRIにおける脳微小出血のベースラインからの変化量
7) 投与開始35 週後の収縮期・拡張期血圧の変化量
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
レスベラトロール
レスベラトロール
国立研究開発法人国立循環器病研究センター
大阪府吹田市岸部新町6番1号
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