手術・手技

治療法の効果を調べる研究:膵臓の手術で新しい方法を使った場合の安全性と有用性について

治験詳細画面

目的


治験の目的は、膵頭部や胆管にできる病気に対する手術(膵頭十二指腸切除術)を行った後の合併症を減らすことです。この手術では、膵臓や胆管などの一部を切除するため、術後に消化器系の問題が起こることがあります。特に、膵臓の切除部分と腸をつなぐ部分で問題が起きることが多く、これが膵液漏れという状態を引き起こすことがあります。膵液漏れは感染や出血を引き起こし、最悪の場合は命に関わることもあります。そのため、術後の膵液漏れを防ぐことが非常に重要です。治験では、この問題を解決するための方法を探っています。

対象疾患


腫瘍

参加条件


募集中

治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人 1. **年齢**: 20歳以上85歳未満の人 2. **性別**: 男性でも女性でも大丈夫です。 3. **病気の状態**: - 膵臓の特定の手術(膵頭十二指腸切除術など)を受ける予定の人。 - 手術の際に、膵臓と腸をつなぐ手術を行う予定の人。 - 手術前の検査で、膵臓の一部が小さい(5mm未満)と診断された人。 - 健康状態が良好で、日常生活に支障がない(ECOG分類で0または1の人)。 - 主要な臓器(骨髄、肝臓、腎臓、肺など)が正常に機能している人。 - 食事ができていて、栄養状態が良好な人。 - 研究に参加することに同意している人(書面での同意が必要)。 - 自分の判断で同意できる年齢の人(20歳以上85歳未満)。 ### 参加できない人 以下の条件に当てはまる人は参加できません。 1. 手術時に病気が進行していて、手術ができないと判断された人。 2. 重い心臓の病気がある人。 3. 重い合併症(腸の問題や糖尿病、腎臓や肝臓の病気など)がある人。 4. お腹にたくさんの水がたまっている人(症状を和らげるために治療が必要な場合)。 5. 精神的な問題があり、説明を理解できない人。 6. 妊娠中または授乳中の女性、または妊娠の可能性がある女性。 7. 研究の責任者が参加に不適切と判断した人。 8. 説明を理解することが難しいと考えられる人。 このような条件を満たす方が治験に参加できるということです。もし何か不明な点があれば、気軽に質問してください。

治験内容


治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の病気に対する新しい治療法を試すための研究です。具体的には、肝外胆管腫瘍、膵頭部腫瘍、十二指腸腫瘍という3つの病気を対象にしています。 ### 研究の段階 この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階にあります。これは、すでに安全性が確認された治療法を使って、その効果をさらに詳しく調べる段階です。 ### 主要な評価方法 この治験では、特に「no stent法」という方法を使った手術後に、どれくらいの割合で「Grade B/C」と呼ばれる膵液の漏れが起こるかを調べます。膵液の漏れは、手術後に起こる可能性がある問題の一つです。 ### その他の評価方法 また、以下のような他の問題についても調べます: - 手術後の出血がどれくらい起こるか - 入院している期間がどれくらいか - 胃の内容物が排出されるのが遅れることがあるか - 手術後に仮性動脈瘤(血管の異常)ができることがあるか - 手術後の合併症(問題)がどれくらい起こるか - 再手術が必要になることがあるか - 手術後30日以内に再入院することがあるか - 手術後30日以内に亡くなることがあるか - 手術後90日以内に再入院することがあるか - 手術後90日以内に亡くなることがあるか この治験は、これらの情報を集めることで、今後の治療法の改善に役立てることを目的としています。患者さんにとって、より良い治療法を見つけるための大切な研究です。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

利用する薬品情報はありません

実施組織


弘前大学大学院医学研究科

青森県弘前市大字在府町5番地

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