この治験の目的は、消化器がん化学療法を受ける患者に対して、副作用を軽減するための支持療法を行い、その効果を評価することです。多数の職種が協力して手順書を作成し、実際に治療を行い、副作用の改善度合いを調べます。
この治験に参加するための条件は、年齢制限がなく、男性でも女性でも参加できます。参加する前に、書面で同意を得る必要があります。また、当院で消化器がん化学療法を受けている18歳以上の患者が対象です。除外される条件はありません。
この治験は、消化器がんの治療について調べる観察研究です。主要な評価方法は、医療スタッフによる介入の回数と、その介入によって改善された副作用の数と程度です。また、副次的な評価方法として、介入前後の副作用の重症度や、患者ごとの治療にかかった医療費、異なる職種のスタッフ同士の相談件数、医師による処方提案の採用率、術後の補助化学療法の治療完遂率や用量強度、そして介入に要した患者対応時間が評価されます。
観察研究
・コメディカルによる介入件数
・コメディカルによる介入によって改善した副作用件数とその程度
・コメディカルによる介入前後の副作用の重症度
・コメディカルによる介入前後の患者ごとの抗がん薬治療1コース実施にかかった医療費
・異職種(医師、薬剤師、看護師、管理栄養士)同士でのコンサルト件数
・コメディカルによる医師への処方提案の採用率
・術後補助化学療法の治療完遂率、平均相対用量強度
・コメディカルが介入に要した患者対応時間
情報なし:
利用する薬品情報はありません
東京大学医科学研究所附属病院
東京都東京都港区白金台4丁目6−1
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