この治験の目的は、中等度または高度の催吐性リスク抗がん薬を投与される患者に対して、Neurokinin 1受容体拮抗型制吐剤を含む標準的な制吐療法がLong delayed CINV(化学療法誘発性遅発性嘔吐)を抑制できるかどうかを調べ、コントロールが不良となる患者の背景因子を明らかにすることです。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、がんの化学療法を受ける患者さんを対象にしています。研究のタイプは観察研究で、主に悪心や嘔吐の症状を評価することが目的です。評価方法として、がん化学療法を受けた後336時間までの悪心や嘔吐の完全抑制率や総制御率、発現率やグレード、発現時期、食欲不振の頻度やグレードなどが調べられます。治験の目的は、がん化学療法による悪心や嘔吐の症状を改善するために、新しい治療法の開発につながることです。
観察研究
がん化学療法開始後336時間までの悪心嘔吐完全抑制率(がん化学療法1コース目のみ)
がん化学療法開始後336時間までの以下項目(がん化学療法1コース目のみ)
(i) 嘔吐完全抑制率
(ii) 悪心嘔吐総制御率
(iii) 嘔吐発現率
(iv) 嘔吐のグレード
(v) 悪心の発現率
(vi) 悪心のグレード
(vii) 嘔吐の発現時期
(viii) 悪心の発現時期
(ix) 悪心嘔吐完全抑制を達成しなかった患者のリスク因子
がん化学療法開始後336時間までの以下項目(がん化学療法2コース目以降)
(x) 嘔吐完全抑制率
(xi) 悪心嘔吐総制御率
(xii) 嘔吐発現率
(xiii) 嘔吐のグレード
(xiv) 悪心の発現率
(xv) 悪心のグレード
(xvi) 嘔吐の発現時期
(xvii) 悪心の発現時期
(xviii)食欲不振の発現頻度
(xix)食欲不振のグレード
情報なし:
利用する薬品情報はありません
東京大学医科学研究所附属病院
東京都東京都港区白金台4丁目6−1
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