治験の目的は、大うつ病性障害患者におけるベンラファキシンの有効性を評価することです。副次目的として、患者の健康や生活の質、うつ病の症状の改善、治療継続率、不安性の苦痛の頻度や因子、治療の安全性などを評価することも含まれています。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、大うつ病性障害を対象とした観察研究です。治療の効果を評価するために、治療開始時から治療終了(12週目)までの患者の症状の変化を調査します。主な評価方法は、MADRS(うつ病の症状を評価する尺度)の合計スコアの変化量です。また、治療期間中に患者が来院するたびに、様々な評価項目(MADRSの各項目、自己記入式の抑うつ症状尺度、不安症状尺度など)を用いて症状の改善度を評価します。治療の安全性も評価し、投与期間中に発生した有害事象や重篤な有害事象、さらには死亡に至った重篤な有害事象も記録されます。治験の結果は、大うつ病性障害の治療における効果や安全性を評価するために役立ちます。
観察研究
ベースラインから治療終了(12 週目)または治療中止までの MADRS 合計スコアの変化量
以下の項目についてのベースラインからの変化量
• MADRS の各項目のスコア
• CGI-S
• 自己記入式簡易抑うつ症状尺度(QIDS-SR)の合計スコア
• GAD-7 の合計スコア
• SDISS の合計スコア
• EQ-5D-5L のスコア
• PDQ-D-5 の合計スコア
治療期間中の各来院時におけるスコア
• 臨床全般改善度(CGI-I)
治療期間中の各来院時において症状の改善度を算出する。
• CGI-I による反応率
• MADRS による反応率
• MADRS による寛解率
• 治療継続率
• 大うつ病性障害 における「不安性の苦痛」の頻度
• 不安性の苦痛に関連する因子(変数:年齢、性別、家族歴、治療歴、病歴、疾患名など)
• MADRS による奏効に関連する因子
• MADRS による寛解に関連する因子
• 治療継続に関連する因子
安全性の評価項目:
• 投与期間に発現した有害事象
• 投与中止に至った有害事象/重篤な有害事象
• 死亡に至った重篤な有害事象
情報なし:
ベンラファキシン
イフェクサーSR
ヴィアトリス製薬株式会社
東京都東京都港区高輪 4-10-18 京急第 1 ビル
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