この治験の目的は、うつ病患者に対して、従来の薬物治療に加えてVRデジタル療法を行うことが、効果的で安全であるかどうかをランダム化比較によって調べることです。主な評価項目は、治療開始時から8週間後のHAM-D総スコアの変化量です。
この治験に参加するための条件は、18歳以上で、うつ病の診断を受け、標準的な薬物治療によっても改善しない治療抵抗性の患者です。また、VRゴーグルを使えることや、指示を理解し、デジタル機器を操作できることが必要です。ただし、統合失調症や双極性障害などの他の精神疾患を持っている患者は参加できません。また、治験薬や未承認薬を使用したことがある患者や、電気けいれん療法や磁気刺激治療を受けたことがある患者も参加できません。治験に参加するためには、本人から文書による同意が必要です。
この治験は、うつ病の治療方法を研究するものです。治療に使用する薬剤を試験し、その効果や安全性を調べます。治験の対象は、大うつ病性障害を持つ人々です。主要な評価方法は、HAM-D総スコアの変化量です。また、4週間、12週間の時点でのHAM-D総スコアのベースラインからの変化量や、自殺企図や入眠困難などの項目ごとの変化量、寛解率や寛解までの時間、反すう症状スコアや抑うつ症状スコア、EQ-5D-5Lスコアの変化量なども評価します。安全性についても評価します。
介入研究
HAM-D総スコアの変化量
- 4,12週時におけるHAM-D総スコアのベースラインからの変化量
- 4,8,12週時点におけるHAM-Dの項目ごと(例:自殺企図,入眠困難等)のベースラインからの変化量
- 4,8,12週時点におけるHAM-D寛解率(7以下寛解)の推移と寛解までの時間
- 1~12週時点におけるRRSの反すう症状スコアのベースラインからの変化量
- 4,8,12週時点におけるQIDS-SRの抑うつ症状スコアのベースラインからの変化量
- 4,8,12週時点におけるCGIの抑うつ症状スコアのベースラインからの変化量
- 4,8,12週時点におけるEQ-5D-5Lスコアのベースラインからの変化量
- 安全性評価項目(有害事象及び疾病などの頻度)
情報なし:
利用する薬品情報はありません
国立大学法人高知大学医学部
高知県南国市岡豊町小蓮185番地1
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