
治験の目的は、中枢神経系に発生する悪性リンパ腫の患者に対して、従来の治療法である全脳照射を避け、新しい治療法であるチラブルチニブを使うことで、認知機能の障害を防ぎつつ、患者の生存期間が同じくらい長くなるかどうかを調べることです。この研究は、患者を2つのグループに分けて行われます。
男性・女性
18歳以上
上限なし
治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の概要 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、新しい治療法がどのように効果を持つかを調べるためのものです。具体的には、フェーズ2という段階で行われています。これは、すでに安全性が確認された治療法をさらに多くの人に試して、その効果を評価する段階です。 ### 対象疾患 この治験では「中枢神経系原発悪性リンパ腫」という病気を対象にしています。これは脳や脊髄に影響を与えるがんの一種です。 ### 主要な評価方法 治験の結果を評価するために、いくつかの方法があります。 1. **第II相部分**では、治療を始めてから4週間後に、どれくらいの人が治療を続けられたかを見ます。これは、治療がどれだけ効果的かを知るための重要な指標です。 2. **第III相部分**では、患者さんがどれくらい長く生きられたか(全生存期間)を調べます。これは治療の最終的な効果を示す重要なポイントです。 ### 第二の評価方法 さらに、他の評価方法もあります。 - **第II相部分**では、治療中にどれくらいの人が副作用を経験したか、特に重い副作用がどれくらいあったかを調べます。 - **第III相部分**では、以下のことを評価します: - 入院せずにどれくらい生きられたか - 病気が進行しなかった期間 - 治療が効果を示した割合 - 病気がコントロールできた割合 - 副作用の発生割合 - 重い副作用の発生割合 - 患者さんの生活の質(QOL)が悪化しなかった割合 - 放射線治療を受けた割合(治療開始から24週間後まで) この治験は、新しい治療法がどれだけ効果的か、また安全かを調べるために重要なものです。患者さんにとっても、今後の治療に役立つ情報が得られるかもしれません。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
第II相部分:無増悪チラブルチニブ療法継続割合(治療開始4週後)
第III相部分:全生存期間
第II相部分:有害事象発生割合、重篤な有害事象発生割合
第III相部分:非入院生存期間、無増悪生存期間、奏効割合、病勢制御割合、有害事象発生割合、重篤な有害事象発生割合、KPS非悪化割合、神経認知機能非悪化割合、Health related QOL非悪化割合、放射線治療施行割合(24週後まで)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
チラブルチニブ塩酸塩
名古屋大学医学部
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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