
この治験の目的は、頭頸部のがんを持つ子どもや思春期の患者に対して、化学放射線療法を受ける際にハチミツを口の中に使うことで、治療によって起こる口内の痛みや炎症を軽減できるかどうかを調べることです。この研究で効果が確認できれば、さらに詳しい試験に進むことができ、将来的には新しい治療法として役立つ可能性があります。
男性・女性
1歳以上
20歳以下
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、特定の治療法が頭頸部のがん(悪性腫瘍)にどのように影響するかを調べるためのものです。具体的には、治療中に起こる「口腔粘膜炎」という副作用について研究しています。口腔粘膜炎は、口の中の粘膜が炎症を起こし、痛みや不快感を伴う状態です。 ### 研究の進め方 この治験は「介入研究」と呼ばれ、患者さんに特定の治療を行い、その結果を観察します。現在は「フェーズ2」という段階で、これは治療の効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### どのようなことを評価するのか 治験では、以下のようなことを評価します: 1. **主な評価項目**: - 治療中に重症の口腔粘膜炎(CTCAEという基準でGrade 3以上)がどれくらいの割合で発生するかを調べます。 2. **その他の評価項目**: - 治療計画にどれだけ従っているか(遵守率) - 途中で治験から脱落する人の割合(脱落率) - 患者さんやその家族が治験にどれだけ満足しているか - 口腔粘膜炎の重症度や痛みの強さ - 治療のために必要な薬の使用日数 - 食事が取れなくなった場合に必要な栄養の投与日数 - 治療が遅れた回数 ### まとめ この治験は、頭頸部のがん治療における副作用を詳しく調べることで、より安全で効果的な治療法を見つけることを目指しています。患者さんの体験や満足度も大切にしながら進めていきます。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
介入期間中のCommon Terminology Criteria for Adverse Events(以下CTCAE)ver. 5.0 Grade 3以上の重症口腔粘膜炎の発症割合
1) プロトコル治療の介入遵守率
2) 脱落率
3) 患者と代諾者の満足度
4) 介入期間中のCTCAE ver.3.0による口腔粘膜炎の重症度評価
5) 介入期間中のCTCAE ver.5.0 Grade 3以上の口腔粘膜炎の持続日数
6) 陽子線治療が開始されてからCTCAE ver.5.0 Grade 3以上の口腔粘膜炎を発症するまでの日数
7) 口腔粘膜炎の痛みの強さ
8) 介入期間中に口腔粘膜炎の治療のために使用されたオピオイドの投与日数
9) 介入期間中に口腔粘膜炎により経口摂取が困難となったことで使用された中心静脈栄養の投与日数
10) 口腔粘膜炎の発症によって生じた陽子線および化学療法の延期の発生数
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ハチミツ
日本薬局方ハチミツ
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天久保2丁目1-1
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