
治験の目的は、特定のタイプの早期乳癌を持つ閉経前の女性患者に対して、手術後に卵巣機能を抑える治療(OFS)とホルモン療法(ET)を組み合わせた場合、追加で化学療法を行うことで、乳癌の再発を防ぎ、生存期間が延びるかどうかを調べることです。具体的には、特定の遺伝子スコアを持つ患者に対して、その効果を確認します。
女性
18歳以上
上限なし
治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の概要 この治験は、早期の乳がんを持つ患者さんを対象にした介入研究です。これは、特定の治療法がどのように効果を発揮するかを調べるための研究です。 ### 研究のフェーズ この治験は「フェーズ4」と呼ばれる段階で行われています。これは、すでに承認された治療法の効果や安全性をさらに調べるための研究です。 ### 研究の目的 この治験では、以下のような結果を評価します: 1. **無浸潤性乳がん生存期間(IBCFS)**: - これは、治療を始めてから、乳がんが再発したり、他の原因で亡くなるまでの期間を測ります。 2. **無浸潤疾患生存期間(IDFS)**: - こちらも治療開始からの期間ですが、乳がん以外の新たながんが発生したり、他の原因で亡くなるまでの期間を含みます。 3. **全生存期間(OS)**: - 治療を始めてから、どのような理由で亡くなるまでの期間を測ります。 4. **無遠隔再発期間(DRFI)**: - これは、遠くの場所にがんが再発したり、乳がんによる死亡が確認されるまでの期間を測ります。 5. **乳がん無再発期間(BCFI)**: - 乳がんが再発したり、乳がんによる死亡が確認されるまでの期間を測ります。 ### 有害事象の評価 治療中に起こる副作用や問題についても調べます。具体的には、NCIという基準を使って、どのくらいの頻度で副作用が起こるかを評価します。 ### 痛みや症状の評価 また、治療を受けた後1年経った時点で、患者さんの痛みの強さや、ホルモン治療による症状についても調査します。 この治験は、早期乳がんの治療法の効果や安全性をよりよく理解するために重要なものです。参加することで、今後の治療に役立つ情報が得られるかもしれません。
介入研究
無浸潤性乳癌生存期間(IBCFS)
IBCFSは、ランダム化時点から、乳房切除術後の局所浸潤性乳癌再発、乳房部分切除後の同側乳房の局所浸潤性乳癌再発、領域リンパ節再発、遠隔再発、対側浸潤性乳癌、又は再発若しくは対側乳癌の発現前のあらゆる原因による死亡が最初に認められた時点までの期間と定義する。
•無浸潤疾患生存期間(IDFS)。これは、ランダム化時点から、乳房切除術後の局所浸潤性乳癌再発、乳房部分切除後の同側乳房の局所浸潤性乳癌再発、領域リンパ節再発、遠隔再発、対側浸潤性乳癌、乳癌以外の二次原発癌(皮膚の扁平上皮癌又は基底細胞癌を除く)、又は再発若しくは二次原発癌の発現前のあらゆる原因による死亡が最初に認められた時点までの期間と定義する。
•全生存期間(OS)。これは、ランダム化時点から、あらゆる原因による死亡までの期間と定義する。
•無遠隔再発期間(DRFI)。これは、ランダム化時点から、途中で局所若しくは領域リンパ節再発、対側乳癌又は乳癌以外の二次原発癌が発現したか否かに関係なく、遠隔再発又は乳癌による死亡が最初に認められた時点までの期間と定義する。この評価項目については、乳癌以外の原因による死亡の時点で打ち切りとする。
•乳癌無再発期間(BCFI)。これは、ランダム化から、局所浸潤性再発、領域リンパ節再発、遠隔再発、対側乳癌又は乳癌による死亡が最初に認められた時点までの期間と定義する。
•NCI有害事象共通用語規準第5.0版(CTCAE 第5.0版)を用いて分類した有害事象の発現頻度
•ランダム化後1年時点で測定したFACT-ES内分泌症状サブスケールESS-19スコア
•ランダム化後1年時点で測定したPROMIS-29 Profileの痛みの強さスコア
フェーズ4: 市販薬の再調査
パクリタキセル、 ドセタキセル、 アドリアシン、 エピルビシン等
タキソール注射液、 タキソテール点滴静注用、アドリアシン注用、エピルビシン塩酸塩注射液等
兵庫県立がんセンター
兵庫県明石市北王子町13-70
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