
この治験の目的は、卵巣癌の手術中に出血を減らす方法を調べることです。卵巣癌の手術は大きな手術で、輸血が必要になることが多いですが、輸血が癌の回復に悪影響を与えることがあるため、出血を少なくする工夫が必要です。この研究では、手術中に特定の呼吸管理方法を使うことで、出血量を減らせるかどうかを調べます。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人 - **年齢**: 18歳以上、100歳未満の女性 - **病状**: 千葉大学医学部附属病院で卵巣がんの手術を受ける予定の患者さん ### 参加できない人 以下の条件に当てはまる方は、治験に参加できません。 1. **未成年**: 18歳未満の方 2. **緊急手術**: 急いで手術を受ける必要がある方 3. **試験開腹術を受ける方**: 今回の手術で特別な開腹手術を行う方 4. **肥満**: BMIが30以上の方(BMIは体重と身長から計算される値です) 5. **慢性閉塞性肺疾患**: この病気と診断された方 6. **喘息治療中**: 現在喘息の治療を受けている方(過去に喘息があった場合は大丈夫です) 7. **心不全**: 心臓の病気がある方 8. **重症睡眠時無呼吸症候群**: 睡眠中に呼吸が止まる病気が重い方 9. **喫煙者**: 1か月以上タバコを吸っている方(禁煙していない場合) 10. **貧血**: 血液中のヘモグロビンが9g/dl未満の方 11. **血液の凝固異常**: 血が固まりにくい状態の方 12. **血小板が少ない**: 血小板の数が10万未満の方 13. **麻酔の身体状態**: 麻酔に関する身体の状態が4または5の方(これは医師が判断します) 14. **過去に開腹手術を受けた方**: 卵巣がんのための特別な手術を除き、開腹手術の経験がある方 15. **肝硬変**: 肝臓の病気が進行している方(Child BまたはCの状態) 16. **医師の判断**: 研究を担当する医師が、参加が不適当と判断した方 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを考えてみてください。もし不明な点があれば、医療スタッフに聞いてみてくださいね。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特定の治療法がどのように効果を持つかを調べるためのものです。現在行われているのは「フェーズ2」という段階で、これは新しい治療法の効果や安全性をさらに詳しく確認するためのものです。 対象となる病気は「卵巣がん」です。これは女性の体にできるがんの一種です。 この治験では、いくつかの重要なポイントを調べます。主に注目しているのは「術中出血量」、つまり手術中にどれくらい出血があったかということです。出血が多いと手術のリスクが高くなるため、これをしっかりと把握することが大切です。 さらに、以下のようなことも調べます: - 手術中に予想される出血量 - 手術後に必要となる輸血の量やその割合 - お腹にたまる水(腹水)の量 - 手術後の胸のレントゲンで、肺がうまく膨らんでいるかどうか - 手術後1週間の間にどれくらい出血があったか - 手術後の呼吸に関する問題 - 手術後の合併症(他の病気や問題が起こること)を評価するための基準 - 入院期間 - 入院中の死亡率 この治験は、卵巣がんの治療に関する新しい情報を得るために行われており、患者さんの安全と健康を最優先に考えています。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
術中出血量
推定出血量
周術期輸血量および輸血率
推定腹水量、実測の腹水量
術後の胸部レントゲンによる無気肺の有無
術後1週間時点での推定出血量
術後1週間の呼吸イベント
術後合併症 Clavien-Dindo分類(1週間および30日後)
入院期間
院内死亡率
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
千葉大学医学部附属病院
千葉県中央区亥鼻1-8-1
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