
治験の目的は、透析を受ける患者さんのために、特別な光を使った治療が血管を広げる効果や、その治療がどれだけ役立つかを調べることです。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人 1. **年齢**: 18歳以上の方なら誰でも参加できます。 2. **性別**: 男性でも女性でも大丈夫です。 3. **手術予定**: 当院で局所麻酔を使って透析シャントという手術を受ける予定の方。 4. **理解と同意**: この研究についてしっかり理解し、自分の意志で参加することに同意できる方。 ### 参加できない人 1. **血管の大きさ**: 手術をする予定の血管が細すぎる(動脈が1.5mm以下、静脈が2mm以下)方。 2. **動脈硬化**: 手術をする予定の血管がかなり硬くなっている方。 3. **目の病気**: 緑内障や白内障を持っている方。 4. **体重**: BMIが35以上の方(BMIは体重と身長から計算される肥満度の指標です)。 5. **皮膚の病気**: 手術をする場所に皮膚の病気がある方。 6. **医師の判断**: 担当の医師がこの研究に参加するのが適当でないと判断した方。 このような条件がありますので、自分が参加できるかどうかを確認してください。もし不明な点があれば、医療スタッフに聞いてみてくださいね。
治験についての説明をわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の目的 この治験は、末期腎不全の患者さんが血液透析を受ける際に、特定の治療法がどのように血管に影響を与えるかを調べるためのものです。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれ、特定の治療を行った結果を観察します。 ### 研究の段階 現在は「フェーズ2」という段階で、これは治療法の効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 ### 対象となる病気 この治験は、末期腎不全の患者さんを対象としています。末期腎不全とは、腎臓の機能が非常に低下している状態で、血液透析が必要な状態です。 ### どのように評価するのか 治験では、いくつかの方法で血管の状態を評価します。 1. **主要な評価方法**: - 特定の血管(橈側皮静脈)の太さを、治療前と治療後で比較します。これは、血圧計を使って血流を一時的に止めた後、超音波で測定します。 2. **副次的な評価方法**: - 他の血管(橈骨動脈や上腕動脈など)の太さも同様に測定します。 - 手術直後と2週間後に、シャント(透析に使う血管のつなぎ目)の血流量や太さを測ります。 - シャントがどれくらい使えるか(開存率)を、手術後2週間と6ヶ月後に確認します。これは、聴診器や触診、超音波で調べます。 - 手術に伴う合併症がないかも確認します。 ### まとめ この治験は、末期腎不全の患者さんが受ける治療が血管にどのような影響を与えるかを調べるもので、患者さんの健康を守るための重要な研究です。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。
介入研究
照射前後の橈側皮静脈の血管径の変化(mm;マニュアル式血圧計を80mmHgに設定して30秒以上駆血した後、超音波装置を用いて測定する)
① 照射前後の血管径の変化(mm):(静脈の場合は、マニュアル式血圧計を80mmHgに設定して30秒以上駆血した後、超音波装置を用いて測定する;動脈の場合は駆血不要)
1) 橈骨動脈
2) 交通静脈(正中における浅部静脈を深部静脈とつなぐ静脈と定義する)
3) 正中静脈
4) 上腕動脈
② 術直後のシャント血流量(mL/s)、血管径(mm)(超音波装置を用いて測定する)
③ 造設2週間後のシャント血流量(mL/s)、血管径(mm)(術後定期外来にて、超音波装置を用いて測定する)
④ 造設2週間及び6ヶ月後のシャント開存率
1) 透析シャントが使用されており、かつ使用可能であれば開存と判断する
2) 透析シャントがまだ使用されていない場合は、以下の方法で総合的に開存を判断する
① シャント音の聴診
② シャントスリルの触診
③ 超音波装置による血流の確認
⑤ 周術期合併症
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
亀田総合病院
千葉県鴨川市東町929
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