非特定臨床研究
大腸がん治療後の手足のしびれに対する薬の効果と安全性を調べる試験
目的
この治験は、オキサリプラチンという薬によって引き起こされる末梢神経障害に対して、ミロガバリンという薬がどの程度有効かを調べるものです。
対象疾患
神経障害性疼痛
末梢神経障害
疼痛
参加条件
募集中
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、大腸がんの手術前や手術後、またはがんが再発して広がってしまった場合に、オキサリプラチンという薬を受けたことがある人で、手や足にしびれや痺れがある人が対象です。ただし、他の病気で手足の神経が障害されている人や、糖尿病を合併している人、また14日以内に特定の薬を服用した人は参加できません。
治験内容
この治験は、末梢神経障害性疼痛という病気を対象にしています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2になります。治験の主な目的は、Tinglingという症状の30%改善率を評価することです。また、第二の評価方法として、ベースラインからのTingling、Numbness、Painに関するNRS変化量を調べます。治験に参加することで、新しい治療法の効果を調べることができます。
治験フェーズ
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する医薬品等
一般名称
ミロガバリン
販売名
タリージェ
実施組織
岐阜大学医学部付属病院
岐阜県岐阜市柳戸1番1
同じ対象疾患の治験
- 頭蓋内超音波刺激による神経障害性疼痛の改善治療
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