この治験の目的は、右側結腸の観察において、画像強調を併用した反復観察がどの程度有用かを評価することです。
この治験に参加できる人は、50歳以上75歳以下の男性や女性です。ただし、大腸がんの検査やポリープの摘出後の検査を予定している、症状のない患者に限ります。ただし、大腸を切除したことがある人や、炎症性腸疾患や大腸ポリポーシスの症例、血小板減少や血液凝固機能疾患のある人、妊娠中の人や妊娠予定がある人、抗血栓剤を服用している人は参加できません。
この治験は、大腸腺腫や大腸癌を対象にした研究で、治療の効果を調べるために行われます。治験のフェーズはフェーズ3で、治験のタイプは介入研究です。治験の主要な目的は、右側結腸における腺腫発見割合を評価することです。また、全大腸における腺腫発見割合や、有害事象発生割合なども評価します。治験に参加する患者さんは、定期的にビデオ軟性大腸鏡の検査を受けることになります。治験の結果は、今後の治療方法の改善に役立つことが期待されています。
介入研究
右側結腸における腺腫発見割合
全大腸における腺腫発見割合
2回目観察時の新規腺腫発見割合
各群における腺腫発見個数
有害事象発生割合
右側結腸腺腫発見割合向上に関連する因子
ガイドラインに準じた推奨サーベイランス間隔
ビデオ軟性大腸鏡のNBI観察における性能評価
右側結腸における鋸歯状ポリープ発見割合
右側結腸における腺腫あるいは鋸歯状ポリープ発見割合
各群における腺腫と鋸歯状ポリープの両方を合わせた総発見病変数
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
静岡県立静岡がんセンター
滋賀県大津市瀬田月輪町
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