この治験は、肺の病気である間質性肺炎と末梢肺病変に対する診断方法の追加手技について、診断能力と安全性を評価するために行われます。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、新しい治療法を試すための研究で、フェーズ2の段階にあります。対象疾患は、間質性肺炎合併末梢肺病変です。主要な結果評価方法は、鉗子生検や針生検による組織診断や細胞診断の結果による診断率です。第二の結果評価方法は、R-EBUS所見の改善率と検査時間の計測です。R-EBUS所見とは、超音波プローブと病変との位置関係に応じて分類されるもので、改善率は、プローブと病変の位置関係が改善した症例の割合を示します。検査時間は、気管支鏡が声帯を超えて内腔観察及び生検が終了し、止血を確認後声帯から抜けるまでの時間を計測します。
介入研究
鉗子生検及び針生検による組織診あるいは細胞診の結果による診断率
①R-EBUS所見(1)の改善率(2)
(1) R-EBUS所見:超音波プローブと病変との位置関係に応じて、以下の3つに分類される。
a:プローブが病変によって360度全周性に覆われる超音波所見を'within'
b:プローブが病変によって0度を超え360度未満の範囲で覆われる所見を'adjacent to'
c:プローブが病変によって全く覆われない超音波所見を'outside'
とそれぞれ呼ぶ。
(2) R-EBUS所見の改善率
R-EBUS所見の改善とはプローブと病変との位置関係において前述した'adjacent to'から'within'へ変化すること、あるいは'outside'から'adjacent to'あるいは'within'へ変化することと設定する。改善率は上記R-EBUS所見の改善がみられた症例/解析された全症例として算出する。
② 検査時間
気管支鏡が声帯を超えて内腔観察及び生検が終了し、止血を確認後声帯から抜けるまでの時間(分)を計測する。
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
名古屋大学大学院医学系研究科
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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