この研究では、肺炎の患者に対して、呼吸困難に対するモルヒネ徐放製剤の効果や安全性を調べることが目的です。
この治験に参加するための条件は、20歳以上の男性・女性で、間質性肺炎と診断されている患者で、呼吸困難がある患者です。また、検査値や予後などの条件を満たしている必要があります。ただし、重篤な症状がある患者や、薬物乱用や妊娠中の患者などは参加できません。研究責任医師や研究分担医師が不適格と判断した場合も参加できません。治験に参加する前に、患者本人から文書で同意が得られる必要があります。
この治験は、間質性肺炎という病気に対する新しい治療法を調べるための研究です。治験のフェーズは2で、治療期間における治療完遂率(忍容性)を主要な評価方法としています。また、モルヒネ徐放製剤の安全性や呼吸困難の評価、間質性肺炎関連のQOL評価など、様々な評価方法があります。治験に参加する患者さんは、治療の効果や安全性について詳しく調べられ、治療法の改善につながる可能性があります。
介入研究
治療期間における治療完遂率(忍容性)
① 有害事象(モルヒネ徐放製剤の安全性の評価)
② 呼吸困難の評価: mMRC質問表、NRS(Numerical Rating Scale) Worst(24時間以内で最悪の値)・Average(24時間を平均した値)
③ 間質性肺炎関連のQOL評価: CAT(COPD assessment test)、K-BILD (King's Brief Interstitial Lung Disease Questionnaire)
④ その他の評価指標:
・ESAS-r-J (Edmonton Symptom Assessment System Revised Japanese version:全体的な身体の具合の評価)
・HADS (Hospital Anxiety Depression Scale :抑うつ状態の評価)
・ECOG PS (Performance statusの評価)
・EQ5D-5L (全般的なQOL評価)
⑤ 4m歩行速度(労作時負荷方法)
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
モルヒネ硫酸塩水和物徐放性細粒
モルヒネ硫酸塩水和物徐放細粒分包10mg「フジモト」
浜松医科大学
静岡県浜松市中央区半田山1丁目20番1号
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