統合失調症をもつ人の家族レジリエンスを高めるための看護支援プログラムの効果検証
目的
本研究では、統合失調症をもつ人の親に研究責任者らが開発した面談とソーシャルスキルトレーニング、心理教育による家族レジリエンスを高めるための看護支援プログラムでし、その効果を採取が簡便で人体に非侵襲である唾液中ストレスセンサの定量的評価、および精神健康度と家族レジリエンスの測定尺度を用いた主観的評価の両側面から検証することを目的とする。
お問い合わせ情報
福井大学(福井大学医学部附属病院)
senmegu@u-fukui.ac.jp
0776-61-3111
治験内容の理解には医学的な知識が必要です。
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参加条件
男性・女性
選択基準
以下の基準をすべて満たす統合失調症もつ人およびその親を対象とする。なお、親への看護支援プログラムによるが統合失調症をもつ人の家族レジリエンスにも変化を与えるかを調査するため、本人と親の双方に参加を依頼する。<統合失調症をもつ人>①同意取得時において、年齢が16歳以上の方②性別:不問③初回の統合失調症の診断を受けてから5年以内の方④研究参加にあたり、主治医によりDSM-5の診断に適合し、十分な判断力が認められるとの理由から研究参加への許可の得られた方⑤本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた方<統合失調症をもつ人の親>①年齢:不問②性別:不問③統合失調症をもつ人と同居している親④本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた方
除外基準
統合失調症をもつ人、その親ともに以下のうち一つでも該当する方は、対象として除外する。 ①過去に心理教育やソーシャルスキルトレーニングを受けた経験のある方②妊婦および妊娠している可能性のある方③その他、研究責任者が統合失調症をもつ人の主治医と相談の上、研究対象者として不適当と判断した方
治験内容
介入研究
家族の困難からの回復力:得津・日下の家族レジリエンス尺度得点
精神健康度(中川らの精神健康調査票GHQ28得点、唾液ストレスセンサアミラーゼおよびコルチゾール量)
利用する医薬品等
販売名
組織情報
福井大学(福井大学医学部附属病院)
福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3