手術・手技
脊髄損傷者に科学的な運動ガイドラインを使った運動療法の効果を調べる試験
目的
この治験は、脊髄損傷者の運動不足やメタボリック症候群の問題を解決するために、日本語版の科学的運動ガイドラインを用いた運動療法の有効性と遂行性を評価するための研究である。アジア3カ国での国際共同研究により、成人脊髄損傷者に対する運動療法の有効性を確認することを目的としている。
対象疾患
参加条件
この治験に参加できる人は、18歳以上で65歳未満の男性・女性です。対象となるのは、脊髄損傷を持っていて、外傷や病気が原因で1年以上経っている人や、在宅生活を送っている人で、運動習慣がない人です。ただし、頚髄損傷者や、脊髄損傷が発生してから12ヶ月未満の人、65歳以上の高齢者、認知機能障害や精神障害などの併存疾患がある人、運動させることが適切でない慢性疾患がある人、最大酸素摂取量の測定が不適切な人は参加できません。ただし、現在、これらの人に対するガイドラインのリスクと利益について確固たる結論を引き出すには科学的証拠が不十分であるため、場合によっては参加できる場合もあります。
治験内容
この治験は、脊髄損傷の治療方法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3という段階に進んでいます。治験の主要な評価方法は、最大酸素摂取量や上肢の筋力(握力)です。また、体組成(筋肉や脂肪の量)、血液生化学検査成績(血糖や脂質、肝機能、腎機能など)、活動量なども評価されます。治験に参加することで、脊髄損傷の治療方法についての新しい知見が得られる可能性があります。
治験フェーズ
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
利用する医薬品等
利用する薬品情報はありません
実施組織
和歌山県立医科大学
和歌山県和歌山市本町2丁目1番地フォルテワジマ5階
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