
治験の目的は、乳がんの手術中に使用する新しい診断方法(CTS法)を確立することです。この方法では、乳房の切除部分に直接薬剤を使ってがん細胞の有無を調べます。治験では、CTS法の診断が従来の方法よりも正確であるかどうかを確認します。具体的には、手術後の病理診断と比較して、CTS法がどれだけ正確にがん細胞を見つけられるかを調べます。目指すのは、従来の診断精度を超えることです。
男性・女性
20歳以上
上限なし
治験についての説明を、医学を学んでいない方にもわかりやすくお伝えしますね。 ### 研究の概要 この治験は「観察研究」と呼ばれるもので、特に「フェーズ2」という段階にあります。これは、ある治療法や診断法が実際にどのように機能するかを調べるための研究です。今回の対象となる病気は「乳がん」です。 ### 研究の目的 この研究の主な目的は、新しい診断方法である「CTS法」が、乳がんの診断においてどれくらい正確であるかを確認することです。具体的には、手術後に行う病理診断(組織を顕微鏡で調べること)と比較して、CTS法がどれだけ正確に乳がんを診断できるかを調べます。 ### 主要な評価方法 1. **診断精度の確認**: CTS法を使った診断結果が、手術後の病理診断とどれだけ一致するかを調べます。具体的には、正しくがんを見つけられた割合(陽性一致割合)、がんがないと正しく判断できた割合(陰性一致割合)、全体としての一致率を確認します。 2. **比較評価**: さらに、CTS法が従来の診断方法(凍結標本を使った診断)よりも優れているかどうかも評価します。 ### 副次的な評価方法 1. **追加の診断精度の確認**: 通常の診断群について、実際の手術中に行った病理診断の結果と、手術後の病理診断の結果を比較します。これにより、CTS法が従来の方法と同じくらい正確であるかを確認します。 2. **手術の影響の確認**: CTS法の結果や手術中の診断結果に基づいて、追加の手術や治療が必要だったかどうかも調べます。 ### まとめ この治験は、乳がんの診断において新しい方法がどれだけ効果的かを調べるためのものです。研究の結果が良ければ、今後の乳がん診断に役立つ可能性があります。患者さんにとっては、より早く正確な診断が受けられるようになることが期待されます。
観察研究
多施設共同試験の通常群におけるCTS法の診断結果について、多施設共同試験によるCTS法の診断結果(断端組織と標本中央部組織を全て含めた診断)について、術後病理組織診断(永久標本切片による)に対するCTS法による診断の診断精度(陽性一致割合、陰性一致割合、及び全体一致割合)を確認する。凍結標本による術中迅速病理診断のヒストリカルコントロール(おおよそ一般的な診断精度(陽性一致割合:80.0%、陰性一致割合:95.0%、全体一致割合:90.0%))に対するCTS法の診断精度の優越性(超えた診断精度)を評価する。さらに、副次的に通常群のうちの断端組織のみ及び、術前薬物療法施行症例群のみを対象とした診断精度(陽性一致割合、陰性一致割合、及び全体一致割合)の集計も行い、傾向を確認する。
1) 多施設共同試験の通常群について、実臨床での術中病理組織診断結果(凍結標本切片による(断端組織と標本中央部組織を全て含めた診断))について、術後病理組織診断(永久標本切片による)に対する診断精度(陽性一致割合、陰性一致割合、及び全体一致割合)を確認する。凍結切片による術中病理診断の診断精度に対するCTS法の診断精度の非劣性を評価する。
2) 多施設共同試験によるCTS法の診断結果、及び実臨床での術中病理組織診断結果(凍結標本切片による)に関して、術中乳腺追加切除の有無、術後病理組織診断(永久標本切片による)陽性による術後追加治療(再手術・Boost放射線治療)の有無を確認する。
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
大阪大学大学院医学系研究科
大阪府吹田市山田丘2-2-E10
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