
治験の目的は、手術ができない進行した食道癌の患者を対象に、2つの治療法の効果を比較することです。一つは化学療法と放射線療法の組み合わせ、もう一つは免疫療法を加えた化学療法です。この比較を通じて、どちらの治療法が患者の生存期間を延ばすのにより効果的かを明らかにすることを目指しています。
男性・女性
18歳以上
80歳以下
治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 ### 研究の目的 この治験は「介入研究」と呼ばれるもので、特定の治療法が胸部食道癌という病気にどのように効果があるかを調べるためのものです。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階にあります。これは、すでに安全性が確認された治療法を使って、その効果をさらに詳しく調べる段階です。 ### 対象となる病気 この治験では、胸部食道癌という食道のがんを持っている患者さんが対象です。 ### どのように効果を測るのか 治験の結果を評価するために、いくつかの方法があります。主な評価方法は「全生存期間」です。これは、治療を受けた患者さんがどれくらいの期間生きられるかを調べるものです。 さらに、以下のような追加の評価方法もあります: 1. **R0切除割合**:がんが完全に取り除かれた割合。 2. **2年全生存率**:治療を受けた患者さんが2年後に生きている割合。 3. **無増悪生存期間**:がんが再発せずに生きている期間。 4. **導入療法の奏効割合**:治療が効果を示した患者さんの割合。 5. **組織学的完全奏効割合**:がん細胞が完全に消えたと確認された割合。 6. **導入療法の有害事象発生割合**:治療によって起こる副作用の割合。 7. **周術期合併症発生割合**:手術前後に起こる合併症の割合。 8. **免疫関連有害事象の発生割合**:免疫に関連する副作用の割合。 この治験を通じて、胸部食道癌に対する新しい治療法の効果や安全性を詳しく調べることが目的です。患者さんにとって、より良い治療法が見つかることを期待しています。
介入研究
全生存期間
(1)R0切除割合
(2)2年全生存率
(3)無増悪生存期間
(4)導入療法の奏効割合
(5)組織学的完全奏効割合
(6)導入療法の有害事象発生割合
(7)周術期合併症発生割合
(8)免疫関連有害事象(irAE)の発生割合
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
ドセタキセル、シスプラチン、フルオロウラシル、ニボルマブ
ドセタキセル点滴静注液20mg/1mL, 80mg/4mL「ニプロ」他、シスプラチン点滴静注10mg, 25mg, 50mg「マルコ」他、フルオロウラシル注射液250mg, 1000mg「トーワ」他、オプジーボ点滴静注120mg, 240mg
大阪大学医学部附属病院
大阪府吹田市山田丘2-15
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