この治験は、心房細動の治療において、高周波アブレーションまたはクライオバルーンアブレーションによる肺静脈隔離術を行う患者を対象に、手術後の脳塞栓発生頻度を調べる臨床試験です。
この治験に参加するためには、20歳以上85歳以下の男性・女性で、心房細動と診断されている人が対象です。また、RFもしくはCBによるカテーテルアブレーションを予定している人も参加できます。ただし、過去に心房細動に対する手術を受けたことがある人や、左房前後径が55mmを超える人、頭部MRI検査ができない人、妊婦や妊娠している可能性のある人、他の医薬品や医療機器の治験に参加している人、研究責任医師や研究分担医師が参加が不適当と判断した人は参加できません。また、参加する前に文書による同意が必要です。
この治験は、心房細動という病気を対象に、新しい治療法の効果や安全性を調べる研究です。治療法は「アブレーション」という方法で、頭部のMRI検査を使って、脳塞栓や微小脳出血などの合併症の発生率を調べます。また、アブレーションの成功率や、1年後の再発率も調べます。治験は介入研究と呼ばれ、治療を行うグループと行わないグループに分けて比較します。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献できます。
介入研究
① アブレーション治療後急性期( 1 〜3 日後) の頭部MR Iによる脳塞栓( silent cerebral events: DWI高信号、ADC低下、FLA IR等信号)の発生率
(安全性)
① アブレーション治療後急性期(1 〜3 日後) の頭部MR Iによる脳塞栓( silent cerebral lesions: DWI高信号、ADC低下、FLA IR高信号)の発生率
② 治療1 ヶ月後の頭部MRIによる脳塞栓の発生率(FLAIR高信号)
③ 術中の頸動脈エコー血流モニターによる栓子数
④ 治療1 〜3 日後と1 ヶ月後の頭部MRIによる微小脳出血( T2 star低信号) の発生率
⑤ アブレーションによる合併症発生率
(有効性)
① アブレーションの急性期成功率( アブレーション治療日)
② アブレーション1 年後の頻脈性心房性不整脈非再発率
情報なし:
利用する薬品情報はありません
国立循環器病研究センター
大阪府吹田市岸部新町6 番1 号
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