表在型食道扁平上皮癌に対する高周波凝固を用いた内視鏡的焼灼療法
目的
内視鏡的切除困難な表在型食道癌に対する高周波凝固を用いた焼灼療法の有効性を明らかにすること
お問い合わせ情報
大阪国際がんセンター
shunsuke.yoshii@oici.jp
06-6945-1181
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参加条件
男性・女性
選択基準
①にて癌と診断されている。またはにて癌疑いと診断され、内視鏡観察にて癌を疑う(IEE拡大観察にて食道学会分類B血管を認めるなど)。②平坦型病変(0-IIa、0-IIbまたは0-IIc)である。③2cm以下の病変である。④癌の一部もしくは全体に、内視鏡治療、化学などの前治療による粘膜下層や狭窄がみられる。⑤IEE拡大観察を含めた内視鏡診断にて深達度cEP/LPMと診断されている。またはcMM/SM1と診断されているが、併存疾患や既往疾患にて外科手術または化学を選択できない、または希望していない。⑥同一症例に本研究の対象病変を複数認める場合には、病変間の距離が2cm以上離れており以降の上部消化管内視鏡検査にて病変ごとの評価が行える場合には複数病変の登録も許容する。⑦CT検査などでリンパ節転移やを認めていない。⑧年齢が18歳以上である。⑨主要な臓器機能(骨髄、肝、肺等)が保持されている。⑩Performance Status(ECOG)が0、1、2のいずれかである。⑪本試験参加に関して、患者本人から文書による同意が得られている。
除外基準
治験内容
介入研究
12か月後上部消化管内視鏡検査でのCR率
・3か月後上部消化管内視鏡検査でのCR率・単回治療のみでの12か月後上部消化管内視鏡検査でのCR率(3か月、12か月での上部消化管内視鏡検査でともに局所遺残再発を認めなかった割合)・有害事象発生割合(2-4か月後診察時に評価)・試験観察期間における異時多発癌発生率・試験観察期間における転移再発発生率・全生存率
利用する医薬品等
販売名
組織情報
大阪国際がんセンター
大阪府大阪市中央区大手前3丁目1-69
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