この研究は、核医学放射性薬品が腎臓にどのように集積するかを調べ、そのメカニズムを明らかにし、医療技術としての成熟度を高めることを目的としています。
この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でもOKです。ただし、以下の条件を満たす必要があります。 ①国立循環器病研究センター腎臓・高血圧内科に入院している、腎動脈狭窄症、糖尿病性腎症、腎硬化症の患者さん。 ②20歳以上の成人患者さん。 ③自分で書類に同意できる患者さん。 ただし、以下の条件を満たす人は参加できません。 ①研究担当医師が不適当と判断した患者さん。 ②透析患者、ネフローゼ症候群、慢性糸球体腎炎、ANCA関連血管炎、慢性間質性糸球体腎炎、急性腎障害の患者さん。 ③他の臨床試験に参加している患者さん(ただし観察研究を除く)。
この治験は、腎動脈狭窄症、糖尿病性腎症、腎硬化症という病気を持つ人たちを対象に、核医学検査を行い、組織血流や酸素代謝などの指標を調べます。また、血液や尿のデータとの関係や、CTや超音波検査などの画像情報との位置関係も調べます。さらに、尿中のバイオマーカーとの関係や、血管予備能画像の定量化も行います。これらの調査結果から、病気の治療方法や予防方法を見つけることを目的としています。
介入研究
主要アウトカム
上記対象疾患における核医学検査における定性指標の算出(組織血流、酸素代謝、酸素摂取率)
副次アウトカム
1) 上記対象疾患における施行治療と血液・尿データとの関係
2)上記対象疾患におけるCT、超音波検査など他の画像情報との腎皮質、腎髄質、腎杯、などとの画像上の位置関係
3) a.局所腎血流量(RBF)の定量値 b.局所腎酸素消費量(RMRO2)の定量値c.腎血液量(RBV)と血球分布の定量値と糸球体機能評価 d.局所酸素摂取率(OEF)の定量値および髄質領域の再吸収能
4)尿中バイオマーカーであるLiver-type Fatty Acid-Binding Protein (L-FABP), Adrenomedullin (AM)と上記RBF、RMRO2、RBV、OEFとの関係
5)血管予備能画像の定量化、SUVをはじめとする定量指標の算出
情報なし:
利用する薬品情報はありません
国立循環器病研究センター
大阪府吹田市岸部新町6-1
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