日本人患者を対象として、安定用量のスタチン療法への上乗せ療法としてObicetrapibを投与したときの効果を評価するプラセボ対照、二重盲検、無作為化、第2相用量設定試験

治験

目的

既存の安定用量のスタチン療法へ上乗せ投与したときの、Day 56(Visit 5)に測定した血清低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)の低下に対するObicetrapibの有効性をプラセボと比較して評価する。

基本情報

募集ステータス
募集中

対象疾患

フェーズ2

参加条件

性別

男性・女性


年齢

18歳 以上75歳 以下


選択基準

1. 求められる治験の手順を理解し従う意思があり、スクリーニング関連の手順が開始される前に同意説明文書を提出することに同意する。

2. スクリーニング時に18歳以上75歳以下の日本人男女

 o 女性の場合は、以下の3つの基準を全て満たす場合に組入れが許可される。

  ・妊娠中でない。

  ・授乳中でない。

  ・治験期間中に妊娠の予定がない。

 o 妊娠可能な女性は、スクリーニング時の尿妊娠検査結果が陰性である必要がある。注:以下の基準のうち1つを満たすことを治験担当医師が文書で示している場合は、妊娠可能な女性とはみなされない。

  ・同意説明文書署名時の月経周期の1サイクル以上前に、子宮摘出術又は卵管結紮術を受けた。

  ・閉経後である(55歳以上の女性の場合は、最終月経期から1年以上が経過していること、55歳未満の女性の場合は、最終月経期から1年以上が経過し、かつ卵胞刺激ホルモン(FSH)値が閉経後の範囲内にあることと定義する)。

 o 妊娠可能な女性は、スクリーニングから最終来院90日後までの間、完全禁欲もしくは効果的な避妊法を使用することに同意しなければならない。男性被験者で妊娠可能なパートナーを有する者は、スクリーニングから最終来院90日後までの間、完全禁欲もしくは、パートナーが効果的な避妊法を併用することに同意しなければならない。効果的な避妊法とは、パール指数が1未満の方法(経口避妊薬、子宮内避妊具)の継続的かつ適正な使用、又はパートナーが生殖不能である状態を指す。

3. スクリーニング時の空腹時LDL-C値が70 mg/dL超で、トリグリセリド値が400 mg/dL未満である。

4. スクリーニング前8週間以上にわたって安定用量のスタチン療法(アトルバスタチン10 mg若しくは20 mg/日、又はロスバスタチン5 mg若しくは10 mg/日に限る)を受けており、治験期間中も継続してその安定用量でのスタチン療法を受ける予定である。

 o アトルバスタチン又はロスバスタチンのいずれかによる安定用量のスタチン療法を受けており、第2選択療法として1日1回エゼチミブ(経口投与)を併用している患者も参加を適格とする。


除外基準

1. スクリーニング時のBMIが35 kg/m2以上である。

2. 臨床的に重要又は急性の心血管疾患を有する(以下を含むがこれらに限定されない)。

 o 以下を含む、無作為割付け無作為割付け無作為割付け前3ヵ月以内の重大な心血管イベント

・非致死性心筋梗塞

   ・非致死性脳卒中

・心不全による入院

不安定狭心症による入院

 o ニューヨーク心臓協会(NYHA)の心機能分類でIII度又はIV度の心不全

3. 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版(日本動脈硬化学会)の脂質管理目標値を満たしている。

4. ホモ接合体家族性高コレステロール血症の診断を有する。

5. CETP欠損症の診断を有する。

6. スクリーニング時の糖化ヘモグロビン(HbA1c)が10%以上である。

7. コントロール不良な高血圧を有する(3回の測定値の平均値が、仰臥位収縮期血圧160 mmHg以上、及び/又は仰臥位拡張期血圧100 mmHg以上のいずれかであることと定義する)。再検査は1回認められる。再検査の結果が除外基準に該当しなかった場合、被験者を無作為割付け無作為割付け無作為割付けすることができる。

8. 活動性の筋疾患を有する又は持続的にクレアチンキナーゼ(CK)濃度が基準値上限(ULN)の3倍である。結果を確認するための再検査は1週間後に1回認められる。再検査の結果が除外基準に該当しなかった場合、被験者を無作為割付け無作為割付け無作為割付けすることができる。

9. Chronic Kidney Disease Epidemiology Collaboration式で算出した推定糸球体濾過率(eGFR)が60 mL/分/1.73 m2未満である 。

10. 次のいずれかの臨床検査値異常により定義される肝機能障害を有する。γ-グルタミルトランスフェラーゼ、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)、若しくはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)がULNの2倍超、又は総ビリルビンがULNの1.5超である。

11. 次に定義される貧血を有する。男性はヘモグロビン濃度11 g/dL未満及び女性はヘモグロビン濃度9 g/dL未満。

12. スクリーニング前5年以内に悪性腫瘍の既往を有する(ただし、非黒色腫皮膚がんは除く)。

13. スクリーニング前5年以内にアルコール及び/又は薬物の乱用歴がある。

14. アトルバスタチン又はロスバスタチン以外のスタチンによる治療

15. スクリーニング前30日以内に別の治験薬若しくは治験用医療機器による治療を受けた、又は前回治験薬の投与を受けてから5半減期以内である(いずれか長い方)。

16. 無作為割付け無作為割付け無作為割付け前10週間以内にPCSK9阻害薬の投与を受けた、又は無作為割付け無作為割付け無作為割付け前2週間以内にベンペド酸の投与を受けた。

17. 治験担当医師が本治験の実施を妨げる恐れがあると判断するその他の臨床的に重要な心臓以外の疾患又は病態を有する。

18. CETP阻害薬に対する既知のアレルギー又は不耐性を有する。

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

既存の安定用量のスタチン療法へ上乗せ投与したときの、Day 56(Visit 5)に測定した血清低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)の低下に対するObicetrapibの有効性をプラセボと比較して評価する。


第二結果評価方法

• 既存の安定用量のスタチン療法へ上乗せ投与したときの、Day 56(Visit 5)における血清アポリポ蛋白質B(ApoB)、非高比重リポ蛋白コレステロール(non-HDL-C)及び高比重リポ蛋白コレステロール(HDL-C)濃度に対するObicetrapibの効果をプラセボと比較して評価する。

• Day 56(Visit 5)及びDay 84(Visit 6)におけるObicetrapibの定常状態での平均血漿中濃度を評価する。

• 日本人被験者を対象にObicetrapibの安全性、忍容性プロファイルを評価する。

利用する医薬品等

一般名称

TA-8995


販売名

なし