企業治験

未治療の進行直腸癌患者に対する新しい治療法の試験

治験詳細画面

目的


この治験は、未治療の直腸癌患者を対象に、新しい治療法であるdostarlimab単剤療法が、化学療法、放射線療法及び手術を回避できるかどうかを調べることを目的としています。治療によって完全奏効を達成した患者は、再発について慎重に監視しながら、手術を行わずに治療を継続することができます。

対象疾患


直腸癌

参加条件


募集中

この治験に参加するための条件は、18歳以上の男性・女性で、直腸癌が進行していることが確認されていること、また特定の検査で腫瘍に異常があることが必要です。ただし、遠隔転移病変がある場合や、過去に放射線療法や手術を受けたことがある場合、また他の病気を持っている場合は参加できません。また、過去に免疫療法で重度の副作用が出たことがある場合や、アレルギー反応の既往歴がある場合も参加できません。ただし、適切に治療された表在性皮膚癌や膀胱癌などは参加可能です。

治験内容


この治験は、直腸癌という病気を対象にしています。治験フェーズはフェーズ2で、患者さんの状態に合わせた治療法を探るために行われます。治験の主な目的は、dMMR/MSI−Hという遺伝子異常を持つ患者さんに対して、dostarlimabという薬がどの程度効果的かを調べることです。また、治験の第二の目的は、dostarlimabの有効性だけでなく、安全性や免疫原性、PKという薬の性質についても調べることです。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

Dostarlimab

販売名

JEMPERLI (米国など)

実施組織


グラクソ・スミスクライン株式会社

東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR

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