医師主導治験

HER2遺伝子異常を持つがんに対する新薬TAS0728の第一段階の試験(TAIBRAKHER試験)

治験詳細画面

目的


TAS0728という新しい薬がHER2遺伝子異常を持つがんに効果があるかどうかを調査するための第I相試験が行われています。

対象疾患


固形腫瘍
腫瘍

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

上限なし

選択基準

同意説明文書(ICF)への署名時の年齢が18歳以上の方
標準治療を受けたり受けられない方
CTまたはMRIで評価可能な病変を持っている方
ECOGパフォーマンスステータスが0~1の方
薬剤の経口投与が可能な方
12週以上の生存が期待される方
男性及び/又は女性の方
ICF及び本治験実施計画書に記載されている要件及び制限の遵守が可能な方
遺伝子に関する検査で特定の条件を満たす方(HER2遺伝子変異や免疫染色など)
治験薬投与前7日以内の特定の臨床検査値を満たしている方
Fridericia式を用いたQT補正値(QTcF)が男性は<450ms、女性は<470msである方
心エコー検査またはマルチゲートスキャン(MUGA)で左室駆出率(LVEF)が基準値以上の方
B型肝炎ウイルス及びC型肝炎ウイルスの特定の抗体検査が陰性である方
前治療の副作用が特定の等級まで回復している方

除外基準

特定の心機能障害または心疾患を持つ方
治験薬投与前の一定期間内に特定の治療を受けた方
リスクを増大させる又は結果の解釈に影響する可能性のある病状を持つ方
集中治療が必要な慢性肺機能障害や胸水・腹水を持つ方
重篤な消化器障害や経口剤の吸収に影響を与える病状を持つ方
強いCYP3A阻害剤または誘導剤の継続が必要な方
特定の心機能障害または心疾患を持つ方
治験薬投与前の一定期間内に特定の治療を受けた方
リスクを増大させる又は結果の解釈に影響する可能性のある病状を持つ方
集中治療が必要な慢性肺機能障害や胸水・腹水を持つ方
重篤な消化器障害や経口剤の吸収に影響を与える病状を持つ方
強いCYP3A阻害剤または誘導剤の継続が必要な方

治験内容


この治験は、HER2遺伝子異常を伴う固形腫瘍を対象として行われています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ1の段階にあります。治験の目的は、新しい治療法の安全性や有効性を調査することです。 治験では、まず用量漸増パートが行われ、患者さんに徐々に薬剤を増やしていきます。この段階では、主に薬剤の制限毒性や有害事象が評価されます。次に用量拡張パートが行われ、薬剤の安全性や有害事象が再度評価されます。 治験の結果評価方法には、薬物動態や有害事象の他に、治験責任医師による最良効果や生存期間、奏効期間、全奏効率、病勢コントロールなどが含まれます。これらの評価方法を通じて、新しい治療法の効果や安全性を評価し、患者さんの治療法の向上につなげることを目指しています。

治験フェーズ

フェーズ1: 健康な成人が対象

利用する医薬品等

一般名称

TAS0728

販売名

-

実施組織


昭和大学病院

東京都品川区旗の台1-5-8

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