「HER2活性化変異を持つ肺がん患者を対象に、新しい薬BAY 2927088の効果と安全性を検証するための臨床試験を行います。この試験は標準治療と比較し、多施設で行われる第3相試験です。」
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、進行非小細胞肺がんを対象としたフェーズ3の介入研究です。主な結果評価方法は、無増悪生存期間(PFS)であり、最長で約2年間の期間で評価されます。また、他の結果評価方法には、全生存期間(OS)、客観的奏効率(ORR)、病勢コントロール率(DCR)などが含まれます。さらに、治験薬の投与による有害事象や患者の生活の質に関する評価も行われます。治験全体の期間は最長で約4年です。
介入研究
盲検下独立中央審査委員会(BICR)の評価によるRECIST v1.1に基づく無増悪生存期間(PFS)
[ 期間: 最長約 2 年 ]
主な副次評価項目:
・全生存期間(OS)
・ BICRの評価によるRECIST v1.1に基づく客観的奏効率(ORR)
・ 治験責任(分担)医師の評価によるRECIST v1.1に基づく無増悪生存期間(PFS)
・ 治験責任(分担)医師の評価によるORR
・ BICRの評価によるRECIST v1.1に基づく病勢コントロール率(DCR)
・ 治験責任(分担)医師の評価によるRECIST v1.1に基づくDCR
・ BICRの評価による奏効期間(DOR)
・ 治験責任(分担)医師の評価によるDOR
・ 重症度別に分類した有害事象共通用語規準(CTCAE)v.5.0に基づく有害事象[例:治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)及び治験薬投与下で発現した重篤な有害事象(TESAE)]
・ 非小細胞肺がん症状評価質問票(NSCLC-SAQ)の総スコアにおけるベースラインからの変化量
・ NSCLC-SAQの個々のドメインのスコア(咳嗽、疼痛、呼吸困難、疲労、食欲)におけるベースラインからの変化量
・ NSCLC-SAQの総スコアが悪化するまでの時間
・ NSCLC-SAQの個々のドメインのスコア(咳嗽、疼痛、呼吸困難、疲労、食欲)が悪化するまでの時間
・ 欧州がん研究治療機関Quality of Life Questionnaire Core 30(EORTC QLQ-C30)の身体機能ドメインのスコアが悪化するまでの時間
・ EORTC QLQ-C30の身体機能ドメインのスコアにおけるベースラインからの変化量
・ EORTC QLQ-C30の全般的健康状態/QoLにおけるベースラインからの変化量
[ 期間: 最長約 4 年 ]
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
BAY 2927088
なし
バイエル薬品株式会社
大阪府大阪市北区梅田2-4-9
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