治験の目的は、ホモ接合体MTAP欠損を有する進行消化管癌、胆道癌又は膵癌患者を対象として、AMG 193と他の治療法を併用した際の安全性、忍容性、薬物動態、有効性を評価する試験を行うことです。また、局所進行又は転移性MTAPホモ接合性欠損膵管腺癌(PDAC)患者を対象として、AMG 193とmFOLFIRINOX、ゲムシタビン及びnab-パクリタキセルとの併用投与時の安全性、忍容性、薬物動態、有効性を評価する試験も行われます。
参加条件は以下の通りです。 - 対象年齢は18歳以上で、上限はありません。 - 性別は男性でも女性でも参加可能です。 選択基準には以下の条件があります。 - 18歳以上の患者で、転移性又は切除不能疾患の全身療法歴がない方。 - ホモ接合性MTAP欠損を有する方。 - RECIST v1.1の定義による測定可能病変を有する方。 - 治験実施計画書で定義された十分な臓器機能を有する方。 除外基準には以下の条件があります。 - MAT2A阻害剤又はPRMT5阻害剤による治療歴がある方。 - 初回投与前28日以内に放射線療法を受けた方。 - 治験実施計画書に規定された心血管及び肺に関する除外基準がある方。 - 経口薬の服用不能を引き起こす消化管疾患、吸収不良症候群、静脈栄養の必要性、胃/空腸チューブによる栄養補給、コントロール不良の炎症性消化管疾患を有する方。 - 固形臓器移植の既往歴がある方は除外されます。
この治験は、膵臓がん(膵癌)を対象としたフェーズ1の介入研究です。治験の主な目的は、治験薬の安全性や効果を評価することです。 治験では、被験者が治験薬を受け取った後に発生する副作用や重篤な副作用を記録します。また、腫瘍の縮小効果や病勢のコントロール、生存期間なども評価されます。 治験の結果は、治験薬の血中濃度や代謝なども詳細に調査されます。治験の期間は最長で約2年間です。治験の結果は、将来的な治療法の開発に役立つことが期待されています。
介入研究
1. 用量制限毒性(DLT)を発現した被験者数[最長28日間]
2. 治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)を発現した被験者数[最長約2年間]
バイタルサイン、心電図又は臨床検査パラメータの臨床的に重要な変化はTEAEとして記録する。
3. 重篤な有害事象(SAE)を発現した被験者数[最長約2年間]
1. 固形がんの治療効果判定のためのガイドライン(RECIST v1.1)に基づく客観的腫瘍縮小効果(OR)[最長約2年間]
2. RECIST v1.1に基づく病勢コントロール(DC)[最長約2年間]
3. RECIST v1.1に基づく奏効期間(DOR)[最長約2年間]
4. RECIST v1.1に基づく奏効までの期間(TTR)[最長約2年間]
5. RECIST v1.1に基づく全生存期間(OS)[最長約2年間]
6. RECIST v1.1に基づく無増悪生存期間(PFS)[最長約2年間]
7. AMG193の最高血漿中濃度(Cmax)[Cycle 5のDay 1まで(1サイクル=21日間又は28日間)]
8. AMG193の最高血漿中濃度到達時間(tmax)[Cycle 5のDay 1まで(1サイクル=21日間又は28日間)]
9. AMG 193の血漿中濃度-時間曲線下面積(AUC)[Cycle 5のDay 1まで(1サイクル=21日間又は28日間)]
フェーズ1: 健康な成人が対象
AMG 193
なし
アムジェン株式会社
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。