中等度から重度の全身性エリテマトーデス(SLE)を持つ成人を対象に、新しい治療法であるcenerimodの効果や安全性を評価するための第3相の治験が行われます。治験は複数の施設で行われ、無作為に患者をグループ分けし、プラセボ(偽薬)と比較して効果を調査します。
男性・女性
18歳以上
75歳以下
この治験は、全身性エリテマトーデスという病気に対する新しい治療法を調査するための研究です。治験はフェーズ3で行われており、患者の病気の進行や症状の改善を評価します。 主な評価方法は、患者の病気の活動度や症状の改善を測定するための指標であるSRI-4やBILAGなどを使用します。これらの指標に基づいて、治験薬の効果や安全性を評価します。 また、治験の結果がどれだけ持続するかも重要な評価項目の一つです。治験薬の効果が継続しているかどうかや、皮膚や粘膜の症状が改善しているかどうかも評価されます。 治験は厳密な規定に従って行われるため、患者の安全性や倫理的な観点も考慮されています。治験の結果が良好であれば、新しい治療法が開発される可能性があります。
介入研究
Systemic Lupus Erythematosus Responder Index 4(SRI-4)の反応(Month 12時点での反応をベースラインと比較、次の基準をすべて満たすと定義):
−修正全身性エリテマトーデス疾患活動性評価指数2000年版[Modified Systemic Lupus Erythematosus Disease Activity Index-2000:mSLEDAI-2K、すなわち、白血球減少症を除外するよう修正したSLE Disease Activity Index 2000 (SLEDAI2K)に基づく]でベースラインから4点以上減少
かつ
–British Isles Lupus Assessment Group(BILAG)-2004スコアで、ベースラインと比較したとき、新たにAとなった臓器ドメインが認められず、新たにBとなった臓器ドメインが1つ以下である
かつ
–被験者のループス疾患活動性がベースラインから悪化していない。なお悪化とは、3段階の医師による全般的活動評価(physician’s global assessment:PGA)の視覚的アナログスケール(visual analog scale:VAS)が0.30点以上増加と定義する。
かつ
–治験実施計画書本体に詳述する、規定する医療規則から逸脱していない。
• BILAG-based Composite Lupus Assessment の反応(Month 12時点での反応をベースラインと比較、次の基準をすべて満たすと定義):
–BILAG の改善として測定される疾患活動性のベースラインからの改善[ベースライン時のBILAG AがすべてB/C/Dに軽減及びベースライン時のBILAG BがC/Dに軽減し、その他の臓器系でBILAGの悪化が認められない。(なお悪化とは、新たなBILAG Aが1つ以上又は新たなBILAG Bが2つ以上と定義する。)]
かつ
–SLEDAI-2Kがベースラインから悪化していない。なお悪化とは、SLEDAI-2Kのベースラインからの増加が0点を超えることと定義する。
かつ
–被験者のループスの疾患活動性がベースラインから悪化していない。なお悪化とは、3段階のPGA VASが0.30点以上増加と定義する。
かつ
–治験薬投与を中止していない。
かつ
–治験実施計画書本体に詳述する、規定する医療規則から逸脱していない。
• mSLEDAI-2Kでの反応(ベースラインから4点以上減少と定義)が4ヵ月持続したことが初めて確定するまでの期間。
• 次のとおり定義する皮膚粘膜症状(発疹、脱毛、粘膜潰瘍)への効果が4ヵ月持続したことが初めて確定するまでの期間:
–皮膚粘膜症状を除く mSLEDAI-2K総合スコアの増加なし
及び
–皮膚粘膜の症状に関するmSLEDAI-2Kスコアがベースラインと比較して寛解(スコアが0)。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
ACT-334441
なし
ヴィアトリスイノベーション
大阪府大阪市淀川区宮原一丁目6番1号
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