IgA腎症患者を対象に、新しい薬mezagitamab(TAK-079)が既存の治療と併用した際の効果と安全性を調査するための臨床試験を行います。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、原発性IgA腎症という疾患に対する新しい治療法を調査するための研究です。治験はフェーズ3の介入研究で、患者さんたちに新しい治療法を試してもらいます。 主な評価方法として、蛋白尿の量や腎機能の変化、血尿の有無、抗薬物抗体や中和抗体の発現、薬物の血中濃度などが評価されます。治験期間は104週間で、患者さんたちの健康状態や治療効果を詳しく調べます。治験の結果は、新しい治療法の有効性や安全性を確認するために重要な情報となります。
介入研究
1. Week 36 における蛋白尿のベースラインからの変化量
評価期間:ベースライン、Week 36
24時間蓄尿から得られた尿蛋白/クレアチニン比(UPCR)により算出した蛋白尿のベースラインからの変化量を評価する。
1. Week 52及びWeek 104における推算糸球体濾過量(eGFR)のベースラインからの変化量
評価期間:ベースラインからWeek 52、Week 104まで
2. Week 52及びWeek 104における推算糸球体濾過量(eGFR)のベースラインからの変化率
評価期間:ベースラインからWeek 52、Week 104まで
eGFRのベースラインからの変化率をeGFR総スロープとして評価する。
3. ベースラインから腎不全の複合評価項目に基づくアウトカムのいずれかが最初に発現するまでの期間
評価期間:ベースラインからWeek 104まで腎不全の複合評価項目に基づくアウトカムは次のように定義される:ベースラインから30%以上のeGFRの低下が4週間以上持続、15 mL/min/1.73 m^2未満のeGFRが4週間以上持続、維持透析の開始(透析期間が4週間以上と定義)、腎移植又は腎不全による死亡。上記のアウトカムのいずれかが最初に発現するまでの期間を評価する。
4. Week 104における蛋白尿のベースラインからの変化量
評価期間:ベースラインからWeek 104まで
蛋白尿は24時間蓄尿から算出したUPCRにより評価する。
5. Week 36、Week 52、Week 104における血尿の消失
評価期間:Week 36、Week 52、Week 104
血尿の消失は、ベースライン時の血尿検査の結果が陽性を示した参加者が規定された来院時の血尿検査の結果で陰性を示したことと定義する。
6. 抗薬物抗体(ADA)が発現した被験者の数
評価期間:104週まで
7. 中和抗体(NAb)が発現した被験者の数
評価期間:104週まで
8. 介入中及び介入後の血清中mezagitamab濃度
評価期間:投与前、投与後各時点、Week 104まで
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
mezagitamab
なし
武田薬品工業株式会社
大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号
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