
アルツハイマー病の認知障害の治療において、新しい薬の有効性と安全性を評価するための第3相の治験が行われています。治験はランダム化や二重盲検、プラセボ対照などの方法で行われ、MINDSET 2という名称で行われています。
参加条件は以下の通りです。 - 年齢が65歳以上85歳以下の男性または女性 - 軽度(ステージ4)または中等度(ステージ5)のアルツハイマー型認知症の診断を受け、AD病変が確認されており、2024年の基準を満たす方 - MMSEスコアが12以上22以下の方 - 週に約10時間以上の介護者がいて、治験に付き添い、服薬や治験手順の監督、評価に参加できる方 - アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(AchEI)、メマンチン、またはその両方を12週間以上一定用量で使用している方 除外基準は以下の通りです。 - 重大な心臓病、肺疾患、腎臓病、血液疾患、消化器疾患、内分泌疾患、免疫疾患、皮膚疾患、神経疾患、腫瘍性疾患などの病歴がある方 - 精神疾患や治験結果に影響を及ぼす可能性のある精神疾患の病歴がある方 - 統合失調症などの慢性精神病の病歴がある方、KarXTの投与歴がある方、またはADに対する治療薬を使用している方 - MRIで重大な病理学的所見が認められた方 以上が参加条件と除外基準です。
この治験は、アルツハイマー病に伴う認知障害を対象として行われています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3の段階に進んでいます。主な評価方法は、第24週でのアルツハイマー病評価尺度や日常生活能力の変化量などが含まれます。また、有害事象や安全性臨床検査値の変化も評価されます。治験の目的は、治療効果や安全性を評価し、新しい治療法の開発に役立てることです。
介入研究
第 24 週でのアルツハイマー病評価尺度 - 11 項目の認知機能下位尺度(ADAS-Cog11)のベースラインからの変化量
第 24 週でのCIBIC+
第 24 週での ADCS-ADL のベースラインからの変化量
第 24 週での NPI 総スコアのベースラインからの変化量
第 24 週までの有害事象、重篤な有害事象、特に注目すべき有害事象、治験薬等の投与中止に至った有害事象、治験中止に至った有害事象並びに死亡に至った有害事象の発現頻度
第 24 週までのバイタルサイン、ECG、C-SSRS、体重及び安全性臨床検査値の臨床的に重要とされる変化の発現頻度及び重症度
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
BMS-986510/BMS-986519
なし
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
東京都千代田区大手町一丁目2 番1 号
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