
治験の目的は、TAK-226(elritercept)という薬が、日本人の低リスク骨髄異形成症候群(MDS)患者の貧血の症状をどのように改善するかを調べることです。
男性・女性
18歳以上
上限なし
この治験は、骨髄異形成症候群という病気の治療法を研究するためのものです。具体的には、新しい治療薬(TAK-226)の効果や安全性を調べるために行われます。以下に、治験の内容をわかりやすく説明します。 ### 研究の目的 この治験では、骨髄異形成症候群の患者さんに新しい治療薬を使って、その効果を確認します。具体的には、患者さんがどれだけ輸血を受けずに過ごせるか、または血液中のヘモグロビンの値がどれだけ改善されるかを見ます。 ### 研究の進め方 1. **治験の段階**: この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階で行われます。これは、薬の効果や安全性をさらに詳しく調べる段階です。 2. **参加者の条件**: 骨髄異形成症候群と診断された患者さんが対象です。 ### 評価方法 治験では、以下のようなことを評価します。 - **輸血非依存**: 治療薬を使った後、どれだけの期間、赤血球の輸血を受けずに過ごせたかを見ます。例えば、最初の投与から24週間の間に8週間以上輸血を受けなかった人の割合を調べます。 - **ヘモグロビンの改善**: 血液中のヘモグロビンの値がどれだけ上がったかを評価します。特に、8週間以上にわたってヘモグロビンの値が1.5 g/dL以上増加した人の割合を調べます。 - **安全性の確認**: 治療薬を使った後にどのような副作用が出たかを調べます。これには、重篤な副作用や軽い副作用が含まれます。 - **血液検査や心電図の変化**: 治療前と治療後で、血液検査の結果や心電図の結果がどう変わったかを確認します。 ### 研究の期間 この治験は、約6年の間にわたって行われる予定です。最初の評価は治療開始から24週間後に行い、その後も定期的にデータを収集します。 ### 参加の意義 この治験に参加することで、新しい治療法の効果や安全性を知る手助けになります。また、将来的に同じ病気に苦しむ他の患者さんのためにも貢献できる可能性があります。 このように、治験は新しい治療法を見つけるために重要なステップです。もし参加を考えている場合は、詳しい説明を受けて、納得した上で参加することが大切です。
介入研究
1. TDコホート:ベースラインから24週までの期間に8週間以上の輸血非依存(TI)を達成した参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24まで
輸血非依存とは、治験薬の初回投与から24週目までに赤血球(RBC)輸血を8週間以上受けていないことと定義する。
2. NTDコホート:ベースラインから24週までの期間に連続した8週間以上の平均ヘモグロビン値が1.5 g/dL以上増加かつ同じ8週間以上の期間に赤血球輸血を受けなかった参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24まで
1. TDコホート:ベースラインから48週までの期間に24週間以上のTIを達成した参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 48まで
輸血非依存とは、治験薬の初回投与から48週目までに赤血球輸血を24週間以上受けていないことと定義する。
2. TDコホート:ベースラインから24週までの期間に8週間以上のTIを達成した高輸血負荷(HTB)の参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24まで
輸血非依存とは、治験薬の初回投与から24週目までに赤血球輸血を8週間以上受けていないことと定義する。
3. TDコホート:ベースラインから24週までの期間に連続した8週間以上の平均ヘモグロビン値が1.5 g/dL以上増加した参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24まで
4. TDコホート:治験薬投与後に発現した有害事象(TEAE)及び重篤な有害事象(SAE)が認められた参加者数
評価期間:最長約6年
有害事象とは、試験介入の使用と時間的に関連のある、参加者に生じたあらゆる医療上の好ましくないできごとであり、当該試験介入との因果関係の有無は問わない。すなわち、有害事象とは、試験介入の使用と時間的に関連のある、あらゆる好ましくない、又は意図しない徴候(臨床検査値の異常を含む)、症状若しくは病気(新たに発現又は悪化)のことである。TEAEは、治験薬の初回投与以降、治験薬の最終投与後60日又は解析カットオフ日のいずれか早い時点までに発現した有害事象と定義する。SAEとは、投与量にかかわらず、あらゆる医療上の好ましくないできごとのうち、死に至るもの、生命を脅かすもの、入院又は入院期間の延長が必要となるもの、永続的若しくは顕著な障害又は機能不全に陥るもの、先天異常又は先天性欠損をきたすもの、医学的に重要な事象をいう。
5. TDコホート:臨床検査値、バイタルサイン及び心電図(ECG)のベースラインからの変化
評価期間:同意取得から安全性追跡調査期間まで、約16カ月
臨床検査値、バイタルサイン及び心電図のベースラインからの変化を評価する。
6. TDコホート:TAK-226の血清中濃度
評価期間:ベースライン、治療期終了時(約12カ月)までの各時点
TAK-226の時間-濃度データを評価する。
7. TDコホート:治験薬投与開始後に抗薬物抗体(ADA)が発現した参加者数
評価期間:安全性追跡調査期間終了まで(約14カ月)
8. TDコホート:ADA抗体価
評価期間:ベースライン、約24カ月までの各時点
9. NTDコホート:ベースラインから24週までの期間に連続した12週間以上の平均ヘモグロビン値が1.5 g/dL以上増加かつ同じ12週間以上の期間に赤血球輸血を受けなかった参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24まで
10. NTDコホート:ベースラインから24週までの期間に8週間以上連続してヘモグロビン値が1.5 g/dL以上増加かつ同じ8週間以上の期間に赤血球輸血を受けなかった参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24まで
11. NTDコホート:ベースラインから24週まで及び48週までの期間に連続した16週間以上の平均ヘモグロビン値が1.5 g/dL以上増加かつ同じ16週間以上の期間に赤血球輸血を受けなかった参加者の割合
評価期間:ベースラインからWeek 24、Week 48まで
12. NTDコホート:TEAE及びSAEが認められた参加者数
評価期間:最長約6年
13. NTDコホート:臨床検査値、バイタルサイン及びECGのベースラインからの変化
評価期間:同意取得から安全性追跡調査期間まで、約16カ月
臨床検査値、バイタルサイン及び心電図のベースラインからの変化を評価する。
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
TAK-226
なし
武田薬品工業株式会社
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