医師主導治験

再発・転移した頭頸部がんに対する光免疫療法とペムブロリズマブ併用を調べる治験

治験詳細画面

目的


再発または遠隔転移した頭頸部がんの患者さんを対象に、セツキシマブ サロタロカンナトリウムによる光免疫療法とペムブロリズマブを併用し、安全性や体への負担を調べて推奨用量を決め、薬の体内での動きも確認します。さらに、この併用療法の有効性と安全性を調べます。

対象疾患


頭頸部癌
頭頸部
癌

参加条件


募集中

男性・女性

20歳以上

上限なし

選択基準

同意取得日の年齢が20歳以上の方(性別は問いません)
治験について説明を受け、同意説明文書の内容を理解したうえで、参加に同意できる方
根治を目的とした標準治療(手術または放射線治療)後に再発した、または最初の診断時から遠隔転移があり、標準治療を受けても腫瘍の縮小など十分な効果が得られなかった頭頸部がんの方。がんの種類が扁平上皮癌以外の場合は、腫瘍にEGFR(ヒト上皮成長因子受容体)の発現が必要です。PD-L1(プログラム細胞死リガンド1)の発現の有無は問いません
CTアンギオ検査で、顔面動脈、舌動脈、顎動脈などの外頸動脈の枝から腫瘍に血液を送る血管が明確に確認できる方
標準的な外科的切除ができない方
「UICC TNM悪性腫瘍の分類 第7版」による病期分類で、頭頸部がんがcTx Nx M1またはrTx Nx Mxと診断された方
レーザー光を照射できる病変がある方
スクリーニング時のECOGパフォーマンス・ステータス(PS)が0~2の方
骨髄、心臓、肺、肝臓、腎臓などの主要な臓器に重い障害がなく、Day 1前4週間以内の検査値が次の基準を満たす方:好中球数1.5×10³ /μL以上、ヘモグロビン値10.0 g/dL以上、血小板数10×10⁴ /μL以上、血清総ビリルビン値1.5 mg/dL以下、AST(GOT)およびALT(GPT)が施設基準値上限×2.5以下、血清クレアチニン1.2 mg/dL以下またはeGFR 40 ml/min以上、室温でのSpO2 95%以上、心電図に治療が必要な異常所見がない方
RECIST v1.1日本語訳JCOG版で、効果判定の対象となる病変がある方
生検で腫瘍組織の検体を採取できる方

除外基準

Day 1前4週間以内に、生ワクチンまたは弱毒化ワクチンの接種を受けた方、または接種を受ける予定の方
妊娠中または授乳中の女性の方(授乳を中止し、その後再開しない場合を除く)、または同意取得時から治験使用薬の投与終了後6ヶ月間、コンドームなどで避妊することに同意できない方(閉経後、つまり別の医学的理由がなく月経のない状態が12ヶ月以上続いている女性、外科的不妊術を受けた女性、または外科的避妊術を受けた男性を除く)
4週間以内に、ほかの試験薬の投与を受けた方
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)抗体検査が陽性の方
C型肝炎ウイルス(HCV)抗体検査が陽性の方
B型肝炎表面抗原(HBs抗原)が陽性の方、または血液検査(リアルタイムPCR法)でB型肝炎ウイルスのDNA(HBV-DNA)が検出された方
自己免疫疾患がある方、または過去に自己免疫疾患と診断されたことがある方
間質性肺疾患がある方、またはその疑いがある方
現在、出血を伴う病気がある方
抗凝固薬を服用中の方(薬に応じた休薬期間を設けることで動脈穿刺の安全性が確保できると医師が判断した方は対象となる場合があります)
過去にセツキシマブ サロタロカンナトリウムの投与を受けた方(ペムブロリズマブの投与歴は問いません)
過去に抗体製剤の投与を受け、重いアレルギー反応を起こしたことがある方
複数の高血圧治療薬を服用しても血圧の管理が難しく、収縮期血圧が160 mmHg以上または拡張期血圧が100 mmHg以上の方
管理が難しい内分泌の病気がある方
活動性の炎症性腸疾患、または下痢を伴うその他の重い慢性胃腸疾患がある1型糖尿病の方、またはインスリンや飲み薬の血糖降下薬を継続して使用しても、登録時のHbA1cがNGSP(国際標準)値で6.9%以上の糖尿病がある方
不安定狭心症(Day 1前3週間以内に発症した、または発作が悪化している狭心症)がある方、またはDay 1前6ヶ月以内に心筋梗塞を起こしたことがある方
重複がんがある方(同時に別のがんがある場合、または治療後の病気がない期間が5年以内の別のがんがある場合)。ただし、局所治療で治癒したと判断される上皮内癌または粘膜内癌相当の病変は除きます
副腎皮質ステロイド剤の全身投与を継続している方、または免疫抑制剤もしくは免疫強化剤の最終投与から4週間未満の方
12週間以内に、腫瘍に対する免疫療法(腫瘍ワクチンなど)を受けた方
感染症または活動性の炎症性疾患がある方、または発熱などの症状があり感染症が疑われる方
精神障害または認知症があり、適切な同意を得ることが難しい方
全身性ステロイド剤による治療を継続する必要がある方
造血幹細胞移植などの移植療法を受けたことがある方
腫瘍が頸動脈に入り込んでいる方
その他、治験責任医師または治験分担医師が治験の対象として適当でないと判断した方

治験内容


【どんな研究か】 薬を使って効果や安全性を調べる介入研究です。フェーズ1は、薬を人に使う初期段階の試験です。 【対象の病気】 再発または遠隔転移のある頭頸部癌です。 【主に調べること】 第I相パートでは、薬を投与してから29日以内に、投与量を決めるうえで問題となる副作用(用量制限毒性)が起きた割合を調べます。第II相パートでは、がんが小さくなるなどの効果がみられた人の割合(奏効率)を調べます。

治験フェーズ

フェーズ1: 健康な成人が対象

利用する医薬品等

一般名称

セツキシマブ サロタロカンナトリウム

販売名

アキャルックス

実施組織


日本医科大学付属病院

東京都港区 東新橋 2丁目 14−1 NBFコモディオ汐留 4F

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