この治験は、中等症から重症の尋常性乾癬を持つ成人患者を対象に、新しい薬SAR441566の効果と安全性を調べるために行われる国際的な試験で、ランダム化や二重盲検、プラセボ対照などの方法が使われます。
男性・女性
18歳以上
75歳以下
この治験は、乾癬という病気を対象に行われています。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2になります。治験の目的は、新しい治療薬の効果や安全性を調べることです。主要な評価方法は、被験者の乾癬の症状を測るPASIスコアの改善率や、治験薬の副作用の発生率などです。治験に参加する被験者は、治験薬を投与されます。治験薬の投与前後で、血液中の薬剤濃度も測定されます。治験の結果は、新しい治療薬の開発に役立ちます。
介入研究
1. Week 12時点でPASIスコア(乾癬面積及び重症度指数スコア)がベースラインから75%以上改善(減少)(PASI75)した被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 12まで]
PASIは、被験者の全体的な乾癬の病態を0(病変なし)~72(極めて重症)の範囲で数値でスコアリングするツールである。これは、影響を受けた皮膚(A)の表面積の割合(1[10%未満]~6[90~100%])と、頭部(h)、体幹(t)、上肢(u)及び下肢(l)の身体の4領域を尺度(0=病変なし~4=極めて重症)で示した紅斑[E]、硬結[I]及び落屑[D]の重症度の線形結合である。
PASIスコアは、以下の式に従って算出する。
PASI = 0.1(Eh+Ih+Dh)Ah + 0.3(Et+It+Dt)At + 0.2(Eu+Iu+Du)Au + 0.4(El+Il+Dl)Al
1. ベースラインからWeek 12までのPASIの変化量
[評価期間:ベースラインからWeek 12まで]
2. ベースラインからWeek 12までの静的乾癬総合評価(sPGA)スコア0(完全消失)又は1(病変はほぼ消失)の被験者の割合
[評価期間:ベースラインからWeek 12まで]
sPGAは、全ての乾癬病変の平均の厚み、紅斑及び鱗屑に関する医師の評価に基づく、0~4の範囲の5ポイントスコアである。スコアが低いほど、覆われている身体領域が少なく、0は消失、1はほぼ消失である。
3. 治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)、重篤な有害事象(SAE)及び特に注目すべき有害事象(AESI)を発現した被験者数
[評価期間:ベースラインからWeek 14まで]
TEAE、SAE及びAESIの発現割合
4. SAR441566の投与前の血漿中濃度
[評価期間:Week 2からWeek 12まで]
5. SAR441566の投与後の血漿中濃度
[評価期間:Week 0からWeek 12まで]
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
SAR441566、プラセボ
なし、なし
サノフィ株式会社
東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。