小児の潰瘍性大腸炎の治療において、寛解導入期に効果があった患者に対して、治療を終了した際のグセルクマブの効果を評価することが目的です。
男性・女性
2歳以上
17歳以下
この治験は、潰瘍性大腸炎という病気に対する新しい治療法を調査するものです。治験はフェーズ3で行われ、参加者の病気の状態を改善することを目指しています。 治験では、参加者の病気の状態を調べるために、様々な評価方法が使われます。例えば、特定のスコアが一定の基準を満たすことで、病気の状態が改善しているかどうかを判断します。また、治験薬の投与によって起こる可能性のある副作用や重篤な副作用も調査されます。 治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献するだけでなく、自身の病気の状態を改善する可能性もあります。治験に参加する際には、詳細な説明を受けることが重要です。
介入研究
Week 56 で clinical remission を達成した参加者の割合
寛解導入療法で responder であった参加者のうち,Week 56 に modified Mayo スコアにより clinical remission を達成した参加者の割合を報告する。Modified Mayo スコアによる Clinical remission とは,排便回数サブスコアが 0 又は 1,腸出血サブスコアが 0,及び内視鏡サブスコアが 0 又は 1 で(排便回数サブスコアが寛解導入試験のベースラインから増加していない場合)内視鏡検査の所見で脆弱化が認められない場合と定義する。
Week 12 で clinical remission を達成した参加者の割合
Week 12 で modified Mayo スコアにより clinical remission を達成した参加者の割合を報告する。Modified Mayo スコアによる Clinical remission とは,排便回数サブスコアが 0 又は 1,腸出血サブスコアが 0,及び内視鏡サブスコアが 0 又は 1 で(排便回数サブスコアが寛解導入試験のベースラインから増加していない場合)内視鏡検査の所見で脆弱化が認められない場合と定義する。
Week 12 で小児潰瘍性大腸炎活動指数スコア(PUCAI)remission を達成した参加者の割合
Week 12 で PUCAI remission を達成した参加者の割合を報告する。PUCAI スコアは,6 項目の評価尺度から構成され,その範囲は 0 ~ 85 点である。評価尺度は腹痛,直腸出血,便の性状,排便回数,夜間の排便及び活動度である。PUCAI スコアは,6 項目のサブスコアの合計値として算出される。10 点未満の PUCAI スコアは寛解を示す。
Week 12 で symptomatic remission を達成した参加者の割合
Week 12 で symptomatic remission を達成した参加者の割合を報告する。Symptomatic remission とは,排便回数サブスコアが 0 又は 1,かつ直腸出血サブスコアが 0 になり,排便回数サブスコアが寛解導入試験のベースラインから増加していない場合と定義する。
米国:Week 12 に内視鏡的改善が認められた参加者の割合
Week 12 で Mayo 内視鏡所見サブスコアにより内視鏡的改善が認められた参加者の割合を報告する。内視鏡的改善とは,Mayo 内視鏡検査サブスコアが 0 又は 1 で内視鏡検査の所見で脆弱化が認められない場合と定義する。
EU:Week 12 に内視鏡的治癒が認められた参加者の割合
Week 12 に Mayo 内視鏡所見サブスコアにより内視鏡的治癒が認められた参加者の割合を報告する。内視鏡的治癒とは,Mayo 内視鏡検査サブスコアが 0 又は 1 で内視鏡検査の所見で脆弱化が認められない場合と定義する。
Week 12 で clinical response を達成した参加者の割合
Week 12 に modified Mayo スコアにより clinical response を達成した参加者の割合を報告する。Modified Mayo スコアは 3 項目(排便回数,直腸出血及び内視鏡サブスコア)の評価であり,医師による全般評価は含まれない。Modified Mayo スコアがベースラインから 30% 以上かつ 2 以上減少するとともに,直腸出血サブスコアが 1 以上減少するか,直腸出血サブスコアが 0 又は 1になった場合である。
Week 56 で symptomatic remission を達成した参加者の割合
Week 56 で symptomatic remission を達成した参加者の割合を報告する。Symptomatic remission とは,排便回数サブスコアが 0 又は 1,かつ直腸出血サブスコアが 0 になり,排便回数サブスコアが寛解導入試験のベースラインから増加していない場合と定義する。
米国:Week 56 に内視鏡的改善が認められた参加者の割合
Week 56 に Mayo 内視鏡所見サブスコアにより内視鏡的改善が認められた参加者の割合を報告する。内視鏡的改善とは,Mayo 内視鏡検査サブスコアが 0 又は 1 で内視鏡検査の所見で脆弱化が認められない場合と定義する。
EU:Week 56 に内視鏡的治癒が認められた参加者の割合
Week 56 に Mayo 内視鏡所見サブスコアにより内視鏡的治癒が認められた参加者の割合を報告する。内視鏡的治癒とは,Mayo 内視鏡検査サブスコアが 0 又は 1 で内視鏡検査の所見で脆弱化が認められない場合と定義する。
Week 56 でコルチコステロイド不使用下での clinical remission を達成した参加者の割合
Week 56 でコルチコステロイド不使用下での clinical remission を達成した参加者の割合を報告する。コルチコステロイド不使用下での clinical remission とは,Mayo 排便回数サブスコアが 0 又は 1,直腸出血サブスコアが 0,及び内視鏡サブスコアが 0 又は 1 で,排便回数サブスコアが寛解導入試験のベースライン(Week 0)から増加していない場合は内視鏡検査の所見で脆弱化が認められず,かつ Week 56 前の 8 週間以上コルチコステロイドの投与を受けていない場合と定義する。
Week 56 で clinical response を達成した参加者の割合
Week 56 に modified Mayo スコアにより clinical response を達成した参加者の割合を報告する。Modified Mayo スコアは 3 項目(排便回数,直腸出血及び内視鏡サブスコア)の評価であり,医師による全般評価は含まれない。Modified Mayo スコアがベースラインから 30% 以上かつ 2 以上減少するとともに,直腸出血サブスコアが 1 以上減少するか,直腸出血サブスコアが 0 又は 1 になった場合である。
Week 56 に Histologic-endoscopic mucosal improvement を達成した参加者の割合
Week 56 で内視鏡サブスコアによる内視鏡的・組織学的粘膜治癒及びhistologic improvement が認められた参加者の割合を報告する。Histologic-endoscopic mucosal healing とは,histologic improvement と内視鏡的改善(US)/内視鏡的治癒(EU)(内視鏡サブスコアが 0 又は 1)の両方を達成した場合と定義する。
Week 12 に symptomatic remission を達成した参加者のうち,Week 56 にsymptomatic remission を達成した参加者の割合
Week 12 に symptomatic remission を達成した参加者のうち,Week 56 にsymptomatic remission を達成した参加者の割合を報告する。Symptomatic remission スコアは排便回数サブスコアが寛解導入試験のベースラインから増加していない場合に排便回数サブスコアが 0 又は 1,かつ直腸出血サブスコアが 0 と定義する。
Week 56 に内視鏡的正常化を達成した参加者の割合
Week 56 で内視鏡サブスコアが 0 の内視鏡的正常化を達成した参加者の割合を報告する。
Week 56 で PUCAI remission を達成した参加者の割合
Week 56 で PUCAI remission を達成した参加者の割合を報告する。PUCAI スコアは,6 項目の評価尺度から構成され,その範囲は 0 ~ 85 点である。評価尺度:腹痛,直腸出血,便の性状,排便回数,夜間の排便及び活動度。PUCAI スコアは,6 項目のサブスコアの合計値として算出される。10 点未満の PUCAI スコアは寛解を示す。
寛解導入期の血清中グセルクマブ濃度
血清試料を分析し,経時的なグセルクマブ濃度を測定する。
寛解維持期の血清中グセルクマブ濃度
血清試料を分析し,経時的なグセルクマブ濃度を測定する。
抗グセルクマブ抗体を発現した参加者数
すべての治験薬投与レジメンで抗グセルクマブ抗体を有する参加者数を評価する。
有害事象(AE)を発現した参加者の割合
有害事象を発現した参加者の割合を報告する。有害事象とは,治験中に医薬品(治験薬を含む)が投与された参加者に生じた,あらゆる好ましくない医療上のできごとをいう。有害事象は必ずしも医薬品の投与との因果関係が認められるもののみを指すわけではない。
重篤な有害事象(SAE)を発現した参加者の割合
重篤な有害事象を発現した参加者の割合を報告する。重篤な有害事象とは,以下のいずれかの転帰に至る有害事象又はその他の理由で重要とみなされる有害事象である:死亡,初回入院又は入院期間の延長,生命を脅かす経験(差し迫った死亡リスク),永続的又は顕著な障害/機能不全に陥るもの,先天異常をきたすもの。
治験薬の投与中止に至った有害事象を発現した参加者の割合
治験薬の投与中止に至った有害事象を発現した参加者の割合を報告する。
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
グセルクマブ、プラセボ
トレムフィア、なし
ヤンセンファーマ株式会社
東京都千代田区西神田3-5-2
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