
治験の目的は、急性虚血性脳卒中の成人患者に対して新しい薬「TAK-755」の安全性や副作用を調べることです。また、この薬が脳卒中の症状をどれだけ改善できるかを、効果がないとされるプラセボ(偽薬)と比べて評価することも目的としています。
男性・女性
18歳以上
90歳以下
この治験は、急性虚血性脳卒中という病気に対する新しい治療法を調べるための研究です。以下に、治験の内容をわかりやすく説明します。 ### 1. 研究の目的 この治験は、急性虚血性脳卒中の患者さんに新しい治療薬を使って、その効果や安全性を確認するためのものです。 ### 2. 研究の進め方 - **フェーズ2**: これは、治療薬の効果をより多くの患者さんで確認する段階です。 ### 3. どんなことを調べるのか 治験では、以下のようなことを評価します。 #### 主な評価項目 1. **出血の発生率**: 治療を受けた患者さんの中で、脳内出血がどれくらい発生したかを調べます。 2. **有害事象の発生率**: 治療に関連する、または関連しない健康上の問題がどれくらい起こったかを確認します。 3. **重度の有害事象**: 日常生活に影響を与えるような深刻な健康問題がどれくらい発生したかを調べます。 4. **生命を脅かす有害事象**: 生命に危険を及ぼすような健康問題がどれくらいあったかを確認します。 #### その他の評価項目 - **バイタルサインの変化**: 体温や血圧などの基本的な健康状態がどのように変わったかを調べます。 - **血液検査の結果**: 血液の成分に重要な変化があったかを確認します。 - **死亡率**: 治験期間中に亡くなった方の割合を調べます。 - **機能的自立度**: 脳卒中後の患者さんがどれくらい自立して生活できるかを評価します。 ### 4. どのくらいの期間で調べるのか 治験は、治療を受けた後から90日間にわたって行われます。また、特定の評価は治療後24時間や72時間後に行われます。 ### 5. 参加する意義 この治験に参加することで、新しい治療法の効果や安全性を確認し、将来的に多くの患者さんに役立つ可能性があります。 このように、治験は新しい治療法を開発するために非常に重要なプロセスです。もし何か質問があれば、遠慮なく聞いてください。
介入研究
1. Part A及びB:Heidelberg Bleeding Classificationシステムにより規定される症候性頭蓋内出血(sICH)が発現した参加者の割合
評価期間:試験介入後120時間以内
ICHが症候性(sICH)か無症候性(aICH)かを判断するため、Heidelberg Bleeding Classificationでは画像所見と臨床的悪化を統合した構造化された7段階のアプローチを使用する。このアルゴリズムには、出血の解剖学的記述、神経学的悪化の判定及びICHと臨床的悪化との関連性が含まれる。sICHが発現した参加者の割合を評価する。
1. Part A:治験薬に関連する及び治験薬に関連しない治験薬投与下で発現した有害事象(TEAE)及び重篤な有害事象(SAE)が認められた参加者の割合
評価期間:試験介入から追跡調査期間まで(90日以内)
有害事象とは、試験介入の使用と時間的に関連のある、参加者に生じたあらゆる医療上の好ましくないできごとであり、当該試験介入との因果関係の有無は問わない。TEAEとは試験介入若しくは治験薬投与の開始時又はそれ以降に現れた若しくは確認されたあらゆる事象、あるいは試験介入又は治験薬投与の開始後の既存の事象の程度又は発現頻度の悪化と定義する。重篤な有害事象とは、あらゆる医療上の好ましくないできごとのうち、死に至るもの、生命を脅かすもの、入院又は入院期間の延長が必要となるもの、永続的若しくは顕著な障害又は機能不全に陥るもの、先天異常又は先天性欠損をきたすもの、その他の医学的に重大な事象をいう。TEAE及びSAEが認められた参加者の割合を評価する。
2. Part A:重度のTEAEが認められた参加者の割合
評価期間:試験介入から追跡調査期間まで(90日以内)
TEAEとは試験介入若しくは治験薬投与の開始時又はそれ以降に現れた若しくは確認されたあらゆる事象、あるいは試験介入又は治験薬投与の開始後の既存の事象の程度又は発現頻度の悪化と定義する。重度のTEAEとは、日常生活における通常活動を妨げる、または臨床的に重大な影響を及ぼす、あるいは集中的な治療を必要とする可能性のある有害事象の一種である。重度のTEAEが認められた参加者の割合を評価する。
3. Part A:生命を脅かす有害事象が認められた参加者の割合
評価期間:試験介入から追跡調査期間まで(90日以内)
生命を脅かす有害事象が認められた参加者の割合を評価する。
4. Part A:AESIが認められた参加者の割合
評価期間:試験介入から追跡調査期間まで(90日以内)
本試験におけるAESIは、sICH、治験薬に関連するaICH、治験薬に関連する重篤な頭蓋外出血及びAISの再発である。AESIが認められた参加者の割合を評価する。
5. Part A:バイタルサインに臨床的に重要な変化が認められた参加者の割合
評価期間:スクリーニングから退院時まで(最長約8日間)
バイタルサインは、体温、呼吸数、血圧および脈拍数の測定を含む。バイタルサインにおける臨床的に重要な変化の有無は、治験責任医師により判断される。
6. Part A:血液生化学検査値及び血液学検査値に臨床的に重要な変化が認められた参加者の割合
評価期間:スクリーニングから退院時まで(最長約8日間)
臨床検査項目は、血液生化学検査および血液学的検査を含む。臨床検査値における臨床的に重要な変化の有無は、治験責任医師により判断される。
7. Part A:ADAMTS13に対する結合抗体の発現頻度
評価期間:Day 30からDay 90まで
解析計画に従い、結合抗体および中和抗体の発現をモニタリングするために、血液検体を採取する。
8. Part A:ADAMTS13に対する中和抗体の発現頻度
評価期間:Day 30からDay 90まで
解析計画に従い、結合抗体および中和抗体の発現をモニタリングするために、血液検体を採取する。
9. Part A:全死亡率
評価期間:試験介入から追跡調査期間まで(90日以内)
全体の試験期間を通じた全死亡率を評価する。
10. Part A及びB:modified Rankin Scale(mRS)スコアが0~1となった参加者の割合
評価期間:Day 90時点
mRS評価は、脳卒中後の参加者の機能的自立度をグレード分類するために用いる。mRS評価は、単一項目の全般的アウトカム評価スケールであり、脳卒中前の活動に基づき機能的独立度を分類する。7段階のグレードは、症候なし(0)、明らかな障害なし(1)、軽度の障害(2)、中等度の障害(3)、中等度から重度の障害(4)及び重度の障害(5)に加え、グレード6として死亡が含まれる。スコアが低いほど機能が高いことを示す。mRSスコアが0~1となった参加者の割合を評価する。
11. Part A及びB:mRSスコアが0~2となった参加者の割合
評価期間:Day 90時点
mRS評価は、脳卒中後の参加者の機能的自立度をグレード分類するために用いる。mRS評価は、単一項目の全般的アウトカム評価スケールであり、脳卒中前の活動に基づき機能的独立度を分類する。7段階のグレードは、症候なし(0)、明らかな障害なし(1)、軽度の障害(2)、中等度の障害(3)、中等度から重度の障害(4)及び重度の障害(5)に加え、グレード6として死亡が含まれる。スコアが低いほど機能が高いことを示す。mRSスコアが0~2となった参加者の割合を評価する。
12. Part A及びB:mRSの順序分布
評価期間:Day 90時点
mRS評価は、脳卒中後の参加者の機能的自立度をグレード分類するために用いる。mRS評価は、単一項目の全般的アウトカム評価スケールであり、脳卒中前の活動に基づき機能的独立度を分類する。7段階のグレードは、症候なし(0)、明らかな障害なし(1)、軽度の障害(2)、中等度の障害(3)、中等度から重度の障害(4)及び重度の障害(5)に加え、グレード6として死亡が含まれる。スコアが低いほど機能が高いことを示す。
13. Part A及びB:National Institutes of Health Stroke Scale(NIHSS)スコアのベースラインからの変化量
評価期間:ベースラインから24時間後まで
NIHSS評価は、経時的に脳卒中の重症度を評価するために使用する。NIHSS評価は、15項目の障害スケールであり、意識水準、外眼運動、視野、顔面筋機能、四肢の筋力、感覚機能、協調運動(運動失調)、言語(失語症)、発話(構語障害)及び半側空間無視を評価する。合計スコアは0~42の範囲であり、スコアが高いほど障害が重いことを示す。ベースラインからスコアが下がった場合、改善されたことを示す。
14. Part A及びB:動脈閉塞病変(AOL)スコアが3であることに基づく再開通が認められた参加者の割合
評価期間:24時間後
AOLスケールのスコアは再開通の指標であり、範囲は0~3である。この評価尺度は、規定された標的又は原因となった閉塞の再開通度を特異的に測定するものである。スコア0は、標的動脈の完全な閉塞と定義する。スコア1及び2は、部分的再開通に相当し、スコア1は遠位血流なし、スコア2は遠位血流ありを示す。スコア3は、遠位血流のある完全な再開通と定義する。AOLスコアが3となる参加者の割合を評価する。
15. Part A及びB:再灌流が認められた参加者の割合
評価期間:24時間後
再灌流が認められた参加者の割合を評価する。再灌流は、救済可能な虚血組織(ペナンブラ)の体積のベースラインから90%超の減少と定義する。
16. Part A及びB:最終梗塞体積
評価期間:72時間後
72時間後又は退院時(72時間後よりも早い場合)の最終梗塞体積を評価する。
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
アパダムターゼ アルファ(遺伝子組換え)/ シナキサダムターゼ アルファ(遺伝子組換え)
アジンマ静注用1500
武田薬品工業株式会社
大阪府大阪市中央区道修町四丁目1番1号
治験の詳細を確認し、患者の方に合致しているかを診断してください
ご確認後、連絡が適切だと判断された場合は上記のお問い合わせ情報から担当の方にご連絡ください
Kibou は治験の募集・情報提供をすることを目的としたプラットフォームです。 治験情報の提供や、被験者の募集について詳しい資料の請求はお問い合わせフォームからお問い合わせください。