転移性トリプルネガティブ乳癌患者に対して、2つの薬剤を併用して投与する治療法の安全性と効果を評価するための治験を行う。具体的には、最大耐量や用量制限毒性を評価し、併用療法の有効性を確認する。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも参加できます。第I相試験に参加するためには、転移性乳癌で、標準的な治療が効果がないか、抵抗性がある場合、または少なくとも1つの転移性病変がある場合です。第II相試験に参加するためには、手術不能な進行性トリプルネガティブ乳癌で、抗がん剤の治療歴がなく、直近のタキサン系治療薬の投与から12ヵ月以上経過している場合、または少なくとも1つの転移性病変がある場合です。ただし、過去3年以内に他の悪性腫瘍に罹患した患者、以前の抗がん剤治療による脱毛症を除くGrade 2以上の毒性が残存している患者、Torsades de Pointes 発現のリスクを有する患者、治験責任医師により、患者の安全性に影響する医学的事象や臨床検査値の異常、または本試験の進行を妨げる可能性のある状態を有すると判断された患者は参加できません。
この治験は、転移性乳癌や転移性トリプルネガティブ乳癌の患者さんを対象に、新しい治療法の効果や安全性を調べるものです。治験のフェーズはフェーズ1で、治療法の安全性を評価することが主な目的です。治療法は、パクリタキセルとS 81694の併用静脈内投与です。治験では、最大耐量や用量制限毒性などの安全性を評価し、併用療法の有効性も評価します。また、血漿中の薬物動態や代謝も評価します。治験に参加することで、新しい治療法の開発に貢献することができます。
介入研究
安全性
転移性乳癌患者に対するパクリタキセルとS 81694の併用静脈内投与を行った際の安全性プロファイル、最大耐量(MTD)、用量制限毒性(DLT)を評価し、転移性トリプルネガティブ乳癌患者での併用療法の有効性を評価する
薬物動態
併用時における血漿中のパクリタキセル及びS 81694の薬物動態(PK)・代謝(可能な場合) を評価する。
フェーズ1: 健康な成人が対象
S 81694、パクリタキセル、-
日本セルヴィエ株式会社
東京都文京区本郷1-28-34
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