無血清培地で培養した間葉系幹細胞を用いた腎不全抑制療法

再生医療

目的

既存の治療法では腎不全に進行するリスクの高い慢性腎臓病患者に対して「無

培地に低酸素環境での培養を加えた自家脂肪由来間葉系幹細胞」(特定細胞加工物)の静脈内点滴投与を行い、投与開始から12カ月後までの安全性を評価することである。さらに、尿検査、血液検査、検査、腎組織検査の結果から治療効果を評価する。

基本情報

募集ステータス募集中

対象疾患

フェーズ1

お問い合わせ情報

組織

広島大学病院


メールアドレス

fukushin@hiroshima-u.ac.jp


電話番号

082-257-5861

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治験内容の理解には医学的な知識が必要です。

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参加条件

性別

男性・女性


年齢
18歳 以上80歳 未満

選択基準

① 本人による同意が得られている患者② 全身状態が安定している(Performance Status: PS 0もしくは1)患者③ 同意取得時の年齢が18歳以上80歳未満の患者、性別は不問④ 糖尿病性腎臓病、IgA腎症、腎硬化症のいずれかを原疾患とする慢性腎臓病患者⑤ 登録前の検査において、腎機能G3期(eGFR 30~60 mL/min/1.73 m2)かつ蛋白尿異常(0.15 g/gCre以上)が3カ月以上前より持続することが確認できる患者


除外基準

① 糖尿病性腎臓病、IgA腎症、腎硬化症以外の腎疾患を有する患者、並びに一次性および二次性ネフローゼ症候群の患者② 腎移植の既往あるいは同意取得後3年以内に予定している患者③ 抗菌薬、抗ウイルス薬、抗真菌薬の全身投与を必要とする

の感染症を有する患者スクリーニング検査検査でHBs抗原、抗体、HIV抗体、HTLV-1抗体、梅毒反応のいずれかが陽性の患者⑤ 副腎皮質ステロイド、免疫抑制薬、抗凝固薬(ワルファリン)、抗薬の全身投与を受けている、あるいは同意取得前3ヵ月以内に投与されていた患者⑥ 血糖コントロールが不良(時にHbA1c 7.5%以上)の患者⑦ 悪性新生物を有しているまたは同意取得前5年以内にその既往がある患者、あるいは諸検査によって悪性新生物の可能性があると判断された患者⑧ 精神疾患あるいは薬物依存等の疾患を有する患者⑨ 重篤な心疾患、呼吸器疾患、肝疾患などのを有する患者⑩ 重度の過敏症あるいはアナフィラキシーショックの既往がある患者⑪ ペニシリン系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質に対するアレルギーあるいはアレルギーの既往がある患者⑫ 出血している、易出血性を有する、あるいは血液凝固系に異常を有する患者⑬ ヘパリンに対するアレルギーあるいはヘパリン起因性減少症の既往がある患者⑭ 同意取得前6カ月以内に他のを伴う研究に参加した患者、あるいは他の研究に参加中である患者⑮ 他の細胞治療をした経験のある患者⑯ 妊娠中、授乳中、妊娠の可能性、あるいは妊娠希望のある女性患者、または男女ともに試験期間中の担当医師の指導に基づく避妊を行うことに同意できない患者⑰ 担当医師により本研究への参加が適当でないと判断された患者

治験内容

介入研究


主要結果評価方法

安全性(有害事象の種類と重症度、発生頻度、発現期間、因果関係)


第二結果評価方法

有効性(腎機能、尿検査、腎臓の大きさ、腎臓の組織学的評価)

利用する医薬品等

一般名称

販売名

組織情報

実施責任組織

広島大学病院


住所

広島県広島市南区霞1丁目2-3

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