茶カテキンと水溶性食物繊維イヌリンを組み合わせた食品を摂取することで、腸内細菌叢の変化が及ぼす内臓脂肪の蓄積やメタボリックシンドロームのリスク因子の改善効果を調べるための治験です。
この治験に参加するには、20歳以上で75歳未満の男女で、健康診断でBMIが23以上、内臓脂肪面積が80cm2以上の方が対象です。ただし、肝や腎臓、心臓、呼吸器、消化器、内分泌、代謝、神経、意識、糖尿病、高脂血症、高血圧などの病気がある方や、糖尿病の薬を飲んでいる方、妊娠中の方、夜勤が多い方、消化器系の手術を受けたことがある方、金属アレルギーやペースメーカーがある方、悪性腫瘍や精神疾患の既往歴がある方、体重が3ヶ月以内に2kg以上変動した方、医薬品を常用している方、献血をした方、内臓脂肪面積を測定できない方などは参加できません。研究責任医師や研究分担医師が不適当と判断した方も参加できません。
この治験は、内臓脂肪型肥満の人を対象にして行われます。治験のタイプは「介入研究」で、腹部内臓脂肪面積の変化を主要な評価方法としています。また、腸内細菌叢や体重、血液検査など、様々な項目を評価することで、治験の効果を調べます。アンケート調査も行われ、食生活や整腸関連指標との関連性も調べられます。
介入研究
腹部内臓脂肪面積の変化
1.腸内細菌叢の変化
2.ウエスト周囲径の変化
3.体重の変化
4.BMIの変化
5.体脂肪率の変化
6.糖代謝関連項目(Glu、HbA1c、インスリン、グリコアルブミン)の変化
7.脂質代謝関連項目(TG、HDL-C、LDL-C)の変化
8.糖代謝関連項目及び脂質代謝関連項目以外の血液生化学検査項目(TP、ALB、GOT、GPT、γ-GTP、UA、BUN、Cre、CRP、VB12)の変化
9.血液学的検査項目(WBC、RBC、Hb、Ht、PLT、MCV、MCH、MCHC)の変化
10.生理学的検査(収縮期血圧、拡張期血圧、脈拍数)の変化
11.肝脂肪量の変化
12.アンケート項目(食生活35項目、FFQ、整腸関連指標)との関連
情報なし:
未定
未定
弘前大学大学院医学研究科
青森県弘前市在府町5
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