この治験は、メトホルミンが子宮体癌に対してどのような効果があるかを調べるために行われます。
この治験に参加できる人は、女性で20歳以上60歳以下の方です。手術予定の子宮体癌の方や、BMIが25以上でインスリン抵抗性がある女性の方が対象です。また、全身の状態が良く、病気の治療に同意してくれる方が条件となります。一方、重篤なアレルギーの既往や、心臓や肺などの病気がある方、精神障害の方、糖尿病で治療中の方などは参加できません。主治医が不適格と判断した方も参加できません。
この治験は、子宮体癌の治療について研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ2になります。主要な結果評価方法は、メトホルミン投与前後でのH19 mRNAの発現量の変化を比較することです。また、第二の結果評価方法として、メトホルミン投与前後での様々な遺伝子や蛋白質の発現量の変化や、有害事象の発生割合を調べます。
介入研究
メトホルミン投与前後でのH19 mRNAの発現量の変化を比較
1. メトホルミン投与前後でのlet 7, c-myc, Hmga2, lmp 3のmRNA発現量の変化
2. メトホルミン投与前後でのH19 promoter 領域のメチル化の変化
3. メトホルミン投与前後でのS6,リン酸化S6, ERK, リン酸化ERK, AKT, リン酸化AKT, cyclin D1, AMPK, リン酸化AMPKの蛋白発現量の変化 , Ki-67, TOPO IIの発現の変化
4. 有害事象発生割合
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
メトホルミン
メトグルコ
千葉大学医学部附属病院
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1
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