非小細胞肺がんの治療において、ICI治療が効果がない場合に、ICIと放射線治療を併用することで治療効果が向上する可能性があるかどうかを調べるための治験である。また、併用治療によって免疫担当細胞がどのように変化するかも観察する。
この治験に参加するための条件は、20歳以上79歳以下で、男性でも女性でも参加できます。肺がんで、EGFR遺伝子の状態がわかっているかどうかは問いません。手術や放射線治療ができない状態で、免疫療法が効かなかった人が対象です。また、脳以外の部位に照射された病変があり、健康状態が良好で、治験に参加することに同意している人が対象です。ただし、同時に他のがん治療を受けている人や、重篤な病気を持っている人、過去に同種の臓器移植を受けた人などは参加できません。治験の責任医師が不適当と判断した場合も参加できません。
この治験は、非小細胞肺癌の治療について研究するもので、介入研究と呼ばれるタイプです。治験フェーズはフェーズ1で、安全性や9月PFS率などが主要な結果評価方法として使われます。また、客観的奏効率や病勢コントロール率なども評価方法として使われます。治療期間や生存期間、2年生存率なども観察され、免疫担当細胞の変化も調べられます。治験に参加する患者さんたちの安全性を最優先に考えて、研究を進めていきます。
介入研究
安全性(CTCAE version5.0による)、9月PFS率(RECIST 第1.1版に基づいた extramural reviewによる)
(1)客観的奏効率、病勢コントロール率
※照射外病変に対し、RECIST第1.1版に基づいたextramural reviewによる
(2)無増悪生存期間
※RECIST第1.1版に基づいたextramural reviewによる
※ICI治療が有用な場合、PFSがいわゆるtail plateauとなる。したがって、最終症例登録後、PFSについては2年間の観察をすることとした。
(3)ICI治療期間
(4)生存期間
(5)2年生存率
(6)免疫担当細胞の変化を観察
フェーズ1: 健康な成人が対象
ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、結核菌熱水抽出物、イピリムマブ
オプジーボ点滴静注20mg、オプジーボ点滴静注100mg、オプジーボ点滴静注240mg、キイトルーダ点滴静注100mg、テセントリク点滴静注 840mg、テセントリク点滴静注1200mg、アンサー皮下注20μg、ヤーボイ点滴静注液50mg
埼玉医科大学国際医療センター
埼玉県日高市山根1397-1
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