この治験は、ドブタミンという薬剤が心房細動症例において左心耳血栓診断の精度を向上させる可能性があるかどうかを検証するものである。これまでの報告では示唆されているが、十分なエビデンスがないため、本試験が必要とされている。
この治験に参加するための条件は、20歳以上で男性でも女性でも良いことです。心房細動の患者で、心臓の治療を受けている人や血栓を評価するために検査を受けた人が対象です。また、CHADS2スコアが1点以上で、抗凝固療法を受けている人も参加できます。ただし、過去に心臓手術を受けたことがある人や、血圧や心拍数が高すぎる人、アレルギーのある人、妊娠中の女性などは参加できません。また、研究責任医師が不適当と判断した人も参加できません。
この治験は、心房細動という病気に対して、新しい治療法を試す研究です。治療法にはドブタミンという薬を使います。治験では、ドブタミンを投与する前後に、心臓の左側の部分を超音波で調べます。調べ方は、経食道心エコーという方法で、医師が評価します。また、第三者の超音波専門医も評価します。評価の基準は、Gradeという5段階評価です。また、ドブタミンを投与する前後に、心臓の機能についても調べます。調べる項目は、左心耳血流速度、左心耳壁運動速度、左心耳駆出率、左室駆出率です。さらに、ドブタミンを投与後に、心臓の内部に血栓ができているかどうかも調べます。治験の目的は、ドブタミンが心房細動の治療に有効かどうかを調べることです。
介入研究
経食道心エコー実施医による,ドブタミン投与前後における左房・左心耳のもやもやエコーのGrade(0~4の5段階評価)の変化
第三者(超音波専門医)による,ドブタミン投与前後における左房・左心耳のもやもやエコーのGrade(0~4の5段階評価)の変化
ドブタミン投与前後における左心耳血流速度,左心耳壁運動速度,左心耳駆出率,左室駆出率の変化
ドブタミン投与後に左心耳内血栓有無の診断が可能であった症例の数,また血栓の有病率
情報なし:
ドブタミン塩酸塩
ドブタミン持続静注150mgシリンジ「KKC」
筑波大学附属病院
茨城県つくば市天王台1-1-1
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