特定臨床研究

下部直腸がん治療における新しい治療法の比較試験

治験詳細画面

目的


JCOG2207は、下部直腸癌の治療について、新しい治療法であるtotal neoadjuvant therapy(TNT)と従来の側方リンパ節郭清の比較を行う臨床試験です。この試験の目的は、より効果的な治療法を見つけることです。

対象疾患


直腸癌

参加条件


募集中

男性・女性

18歳以上

75歳以下

選択基準

方の登録日の年齢が18歳以上75歳以下であること。
方が経口摂取が可能であること。
方から試験参加についての文書での同意が得られていること。
直腸原発巣からの内視鏡生検にて、組織学的に腺癌または腺扁平上皮癌と診断されていること。または肛門管原発巣からの内視鏡生検にて、同じく診断されていること。
腫瘍の主占居部位が上部直腸(Ra)、下部直腸(Rb)、肛門管(P)のいずれかであること。
腫瘍下縁が腹膜反転部と肛門縁の間に存在すること。
腹部・骨盤造影CTと骨盤造影MRIによる総合診断でcT2-cT4bと診断されていること。ただし膀胱三角、尿道、仙骨への浸潤が疑われる場合は除外。
骨盤造影CTと骨盤造影MRIにより、直腸間膜内リンパ節腫大や側方リンパ節腫大を認めること(cN1-3)。
胸部・腹部・骨盤造影CTで、遠隔転移を認めないこと(cM0)。
下部消化管内視鏡検査および画像検査を用いた総合診断にて、多発癌を認めないこと。ただし、内視鏡的切除術により治癒切除が可能と予想される病変は例外とする。
他のがん種に対する治療も含めて、直腸切除術や骨盤への放射線治療の既往がないこと。ただし直腸癌に対する減圧目的の人工肛門の造設は不適格としない。
登録前14日以内の最新の検査値が指定された基準をすべて満たすこと。
Performance status(PS)がECOGの規準で0または1であること。

除外基準

活動性重複がんの場合の特例を除く。
日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される場合。
ステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与を受けている場合。
コントロール不良の糖尿病を合併している場合。
コントロール不良の高血圧症を合併している場合。
不安定狭心症を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する場合。
コントロール不良の、弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症を有する場合。
HBs抗原陽性である場合。
HIV抗体陽性である場合。
胸部CTで診断される、間質性肺炎、肺線維症、高度の肺気腫のいずれか、または複数を合併している場合。
活動性重複がんの場合の特例を除く。
日常生活に支障をきたす精神疾患または精神症状を合併しており試験への参加が困難と判断される場合。
ステロイド薬またはその他の免疫抑制薬の継続的な全身投与を受けている場合。
コントロール不良の糖尿病を合併している場合。
コントロール不良の高血圧症を合併している場合。
不安定狭心症を合併、または6か月以内の心筋梗塞の既往を有する場合。
コントロール不良の、弁膜症、拡張型心筋症、肥大型心筋症を有する場合。
HBs抗原陽性である場合。
HIV抗体陽性である場合。
胸部CTで診断される、間質性肺炎、肺線維症、高度の肺気腫のいずれか、または複数を合併している場合。

治験内容


この治験は、直腸癌の治療方法を研究するものです。治験のタイプは介入研究で、フェーズ3になります。治験の主要な目的は、患者さんの全生存期間を評価することです。また、治験の第二の目的として、無病生存期間や手術後の合併症の発生率など、様々な評価方法があります。治験に参加する患者さんには、術前や術後に薬を服用することがあります。治験中には、有害事象が発生する可能性がありますが、その発生率も評価されます。治験の結果は、今後の直腸癌の治療方法に役立つことが期待されます。

治験フェーズ

フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

オキサリプラチン、カペシタビン

販売名

エルプラット点滴静注50mg等、ゼローダ錠300等

実施組織


地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター

大阪府大阪市中央区大手前3丁目1-69

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