JCOG2110は、進行乳癌のオリゴ転移を持つ患者に対して、根治的な局所療法を追加することの効果を検証するためのランダム化比較試験です。
男性・女性
18歳以上
80歳以下
この治験は、進行乳癌の患者さんを対象に行われます。研究のタイプは「介入研究」で、治験フェーズは「フェーズ3」です。治験の目的は、患者さんの生存期間を延ばすことです。治験の主要な結果評価方法は、患者さんが登録してからの全生存期間です。また、治験の第二の結果評価方法には、無増悪生存期間や、治療後の病変の状態などが含まれます。治験中に発生する有害事象や、健康関連の生活の質についても調べられます。
介入研究
二次登録後全生存期間
一次登録後全生存期間、無増悪生存期間
増悪部位(オリゴ転移、オリゴ転移以外の病変)
根治的局所療法毎の無オリゴ転移増悪生存期間(B群のみ)
有害事象発生割合、重篤な有害事象発生割合、HR-QOL非悪化割合
フェーズ3: 多くの実際の患者さんが対象
パクリタキセル、ドセタキセル、カルボプラチン、レトロゾール、アナストロゾール、ゲムシタビン塩酸塩、リュープロレリン酢酸塩、ゴセレリン酢酸塩、トラスツズマブ、ペルツズマブ、パクリタキセル(アルブミン懸濁型)、フルベストラント、アベマシクリブ、パルボシクリブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤、カペシタビン、エリブリンメシル酸塩、オラパリブ
タキソール注射液30mg等、タキソテール点滴静注用20mg等、カルボプラチン点滴静注液50mg「サンド」等、レトロゾール錠2.5mg「サワイ」等、アナストロゾール錠1mg「サワイ」等、ゲムシタビン点滴静注用200mg「NIG」等、リュープロレリン酢酸塩注射用キット1.88mg「あすか」等、ゾラデックス3.6mgデポ等、ハーセプチン注射用60等、パージェタ点滴静注420mg/14mL、アブラキサン点滴静注用100mg、フェソロデックス筋注250mg等、ベージニオ錠50mg等、イブランス錠25mg等、キイトルーダ点滴静注100mg、テセントリク点滴静注840mg等、ティーエスワン配合OD錠T20等、カペシタビン錠300mg「サワイ」等、ハラヴェン静注1mg、リムパーザ錠100mg等
岡山大学病院
岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
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