特定臨床研究

小児・AYAがん患者に対する分子標的治療の申し込みについて、遺伝子パネル検査結果を基にした治療研究

治験詳細画面

目的


小児・AYAがん患者に対して、遺伝子パネル検査結果を元に複数の分子標的治療を行うための治験を行います。

対象疾患


固形腫瘍
腫瘍
-

参加条件


募集中

男性・女性

下限なし

29歳以下

選択基準

登録時の年齢が0-29歳である
日本国内の医療機関において実施中の企業治験、医師主導治験、先進医療の対象ではない(ただし、適格規準を満たさない、地理的理由などの正当な理由がある場合は参加可)
研究参加について18歳以上の場合は本人から、17歳以下の場合は代諾者から(可能な限り本人からも)文書にて同意が得られている。7歳以上は原則として本人からアセント文書で同意が得られている。
妊娠可能な女性は試験治療薬最終投与後少なくとも5か月間の避妊に同意。妊娠させる可能性のある男性は同意取得後から試験治療薬最終投与後少なくとも7か月間の避妊に同意。
組織診によって小児がん国際分類(ICCC-3)に含まれる腫瘍と診断されている(I-IIを除く)
治癒切除不能な進行性(転移性およびまたは局所進行)の病変を有し、標準治療が無効または毒性中止された、または標準治療が存在しない
治療薬について、当該疾患において患者の年齢またはがん種に対して我が国では薬事承認が得られていない
登録前28日以内に造影CTまたはMRIにて腫瘍性病変を確認できる、または登録前28日以内の骨髄検査にて腫瘍細胞を認める
保険適用済みの遺伝子パネル検査を受け、actionableな遺伝子異常を有することが判明している、または本邦または海外において薬事承認された分子標的薬の適応がん種と診断されている
研究責任医師あるいは研究分担医師と患者の相談により、治療薬を選定したことについて診療録に記録がされている
以下のすべてについて患者が同意している:保険適用された遺伝子パネル検査を実施した場合は、がんゲノム情報管理センターへ患者情報を登録すること、本研究のために収集したデータを提供した製薬企業に提供すること
がん性髄膜炎や症状のある脳転移を有さない
定期的な穿刺を要する心嚢液、胸水、腹水の貯留を認めない
Performance Statusが60以上
同医薬品の前投与歴がない
同種同効薬の投与歴がある場合は、有害事象または増悪による中止歴がない
CTCAE v5.0-JCOGにおけるGrade 3以上の合併症を有さない
登録前28日以内に抗がん医薬品の投与を受けていない
登録前14日以内に全身麻酔を伴う手術を受けていない
登録前21日以内に放射線治療または放射性医薬品の投与を受けていない
登録前7日以内に実施した臨床検査が設定された規準を満たす

除外基準

各医薬品におけるProtocol Appendixの除外規準に該当する
全身的治療を要する活動性の感染症を有する
活動性の消化管潰瘍を合併している
活動性の重複がんを有する(ただし、一部例外あり)
間質性肺疾患もしくは肺線維症の合併または既往を有する
画像検査で間質影を有する、または活動性の放射線肺臓炎や感染性肺炎など肺に炎症性変化を有する
HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原、HCV抗体のいずれかが陽性
HBs抗原陰性で、HBs抗体またはHBc抗体が陽性、かつHBV-DNA定量が陽性
登録前14日以内の12誘導心電図検査でQTcF間隔>470 msが認められる
心不全や不整脈症候群などの心合併症により研究責任医師または研究分担医師が不適格と考える
登録前90日以内の同種造血幹細胞移植
その他の理由により、研究責任医師または研究分担医師が不適格と考える
各医薬品におけるProtocol Appendixの除外規準に該当する
全身的治療を要する活動性の感染症を有する
活動性の消化管潰瘍を合併している
活動性の重複がんを有する(ただし、一部例外あり)
間質性肺疾患もしくは肺線維症の合併または既往を有する
画像検査で間質影を有する、または活動性の放射線肺臓炎や感染性肺炎など肺に炎症性変化を有する
HIV抗体、HTLV-1抗体、HBs抗原、HCV抗体のいずれかが陽性
HBs抗原陰性で、HBs抗体またはHBc抗体が陽性、かつHBV-DNA定量が陽性
登録前14日以内の12誘導心電図検査でQTcF間隔>470 msが認められる
心不全や不整脈症候群などの心合併症により研究責任医師または研究分担医師が不適格と考える
登録前90日以内の同種造血幹細胞移植
その他の理由により、研究責任医師または研究分担医師が不適格と考える

治験内容


この治験は、新しい治療法を試すための研究で、小児や若年成人のがん患者さんを対象にしています。標準治療が効かない場合や、副作用が出てしまう場合に、この治験で試される治療法が有効かどうかを調べます。治験のフェーズはフェーズ1で、治療法の安全性や有効性を調べるために、様々な評価方法が使われます。治療法の副作用や効果を調べるために、患者さんの状態や治療法の量などを記録します。

治験フェーズ

フェーズ1: 健康な成人が対象

利用する医薬品等

一般名称

イマチニブメシル酸塩、パゾパニブ塩酸塩、ルキソリチニブリン酸塩、トラメチニブジメチルスルホキシド付加物、トラメチニブジメチルスルホキシド付加物、アテゾリズマブ(遺伝子組換え)注、アテゾリズマブ(遺伝子組換え)注、カボザンチニブリンゴ酸塩錠、バレメトスタットトシル酸塩錠

販売名

グリベック®錠100mg、ヴォトリエント®錠200mg、ジャカビ®錠5mg、ジャカビ®錠10mg、メキニスト®錠0.5mg、メキニスト®錠2mg、Mekinist for oral solution(米国)、テセントリク®点滴静注840mg、テセントリク®点滴静注1200mg、カボメティクス®錠20mg、エザルミア®錠50mg、エザルミア®錠100mg

実施組織


国立がん研究センター中央病院

東京都中央区築地5-1-1

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