小児・AYA世代の限局期成熟B細胞性リンパ腫の治療において、晩期毒性の少ない抗体薬のリツキシマブを導入することで、短期及び晩期毒性の多いアントラサイクリン系薬剤を全廃し、治療成績を下げることなく治療の最適化を目指す。
この治験に参加できる人は、6ヶ月以上で26歳未満の男性・女性です。また、Burkittリンパ腫、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、分類不能進行性成熟 B-NHLのいずれかと診断されている人で、治療を受けたことがなく、治療に対応できる人です。ただし、PMLBL、FL、MALT リンパ腫、節性辺縁帯B細胞リンパ腫と診断された人、先天性免疫不全症、染色体脆弱性症候群、臓器移植の既往、あらゆる悪性腫瘍の既往、HIV陽性の人、妊娠中または授乳中の人、リツキシマブに関連する除外基準に該当する人は参加できません。また、担当医が不適切と判断した場合も参加できません。
この治験は、成熟B細胞性リンパ腫という病気を対象に、新しい治療法の効果を調べる研究です。治験のフェーズは2で、治療法を実際に患者さんに試して、その効果や副作用を調べます。主な評価方法は、18歳未満の中間リスクB-NHLにおける3年間の生存率です。また、リスク群や年齢、組織型などによって、さまざまな評価方法があります。治験の目的は、効果的で安全な治療法を見つけることです。
介入研究
・18歳未満の中間リスクB-NHLにおける3年無イベント生存(EFS)割合
・3年無イベント生存割合(リスク群、年齢(18歳未満、小児、AYA世代)、組織型毎)
・3年全生存割合(リスク群、年齢(18歳未満、小児、AYA世代)、組織型毎)
・奏効割合(中間リスクのみ)(年齢(18歳未満、小児、AYA世代)、組織型毎)
・累積再発割合(リスク群、年齢(18歳未満、小児、AYA世代)、組織型毎)
・有害事象(リスク群、年齢(18歳未満、小児、AYA世代)毎)
・免疫グロブリン値およびリンパ球数により評価される免疫再構築
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
シクロホスファミド水和物等他別紙参照、ビンクリスチン硫酸塩
注射用エンドキサン等他別紙参照、オンコビン注射用
国立病院機構名古屋医療センター
愛知県名古屋市中区三の丸4-1-1
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