
治験の目的は、特定のタイプの肺がん(TTF-1陰性の進行・再発非扁平上皮非小細胞肺癌)に対して、新しい治療法(カルボプラチン、パクリタキセル、ベバシズマブ、アテゾリズマブを組み合わせた療法)がどれくらい効果があるかを調べることです。この研究は複数の病院で行われます。
治験に参加するための条件について、わかりやすく説明しますね。 ### 参加できる人の条件 1. **年齢**: 18歳以上の方なら参加できます。年齢の上限はありません。 2. **性別**: 男性でも女性でも大丈夫です。 3. **診断**: 特定の肺がん(TTF-1陰性非扁平上皮非小細胞肺癌)と診断されている必要があります。 4. **病状**: 治療が難しいステージIIIまたはIVの肺がん、または手術後に再発した方が対象です。 5. **治療歴**: 抗がん剤治療を受けたことがない方、または抗がん剤治療を受けてから一定の期間が経過している方が対象です。 6. **健康状態**: ECOGパフォーマンスステータスが0または1(自分で日常生活ができる状態)であることが必要です。 7. **遺伝子検査**: 特定の遺伝子変異がないことが確認されている必要があります。 8. **全身状態**: 肺がん以外の健康状態や臓器の機能が良好であることが求められます。 ### 参加できない人の条件 1. **脳の病気**: 治療していない活動性の脳の転移がある方は参加できません。ただし、放射線治療や手術を受けて症状が安定している場合は参加できることがあります。 2. **合併症**: 治療に影響を与えるような病気や症状がある方は参加できません。 3. **他のがん**: 他に活動性の悪性腫瘍がある方は参加できません。 4. **妊娠・授乳**: 妊娠中や授乳中の方、またはその予定がある方は参加できません。 5. **薬のアレルギー**: 使用する薬にアレルギーや副作用がある方は参加できません。 6. **医師の判断**: 担当医師が参加に不適格と判断した場合は参加できません。 このような条件を満たしているかどうかを確認することで、治験に参加できるかどうかが決まります。何か不明な点があれば、いつでも質問してください。
治験コーディネーターとして、治験の内容をわかりやすく説明しますね。 この治験は、特定の種類の肺がんの治療法を調べるための研究です。具体的には、「TTF-1陰性の進行・再発非扁平上皮非小細胞肺癌」という病気に焦点を当てています。この病気は、肺の中にできるがんの一種で、特定の特徴を持っています。 ### 研究の種類 この研究は「介入研究」と呼ばれています。これは、新しい治療法を患者さんに試して、その効果を調べるためのものです。 ### 治験の段階 この治験は「フェーズ2」と呼ばれる段階にあります。これは、すでに安全性が確認された治療法を使って、その効果をさらに詳しく調べる段階です。 ### どのように効果を測るのか 治験では、いくつかの方法で治療の効果を評価します。 1. **無増悪生存期間**: これは、がんが進行せずにどれくらいの期間生きられるかを測る指標です。 2. **奏効率 (ORR)**: これは、治療によってがんがどれだけ小さくなったかを示します。具体的には、がんが完全に消えた場合(CR)や、かなり小さくなった場合(PR)を合計して計算します。 3. **病勢制御率 (DCR)**: これは、治療によってがんの進行が止まったり、改善したりした患者の割合を示します。 4. **奏効持続期間 (DoR)**: これは、治療によってがんが小さくなった状態がどれくらい続くかを測ります。 5. **全生存期間 (OS)**: これは、治療を受けた患者がどれくらいの期間生きられるかを示します。 6. **プロトコル治療継続期間 (TTF)**: これは、治療をどれくらいの期間続けられるかを測ります。 7. **Dose intensity(D.I.)および Relative dose intensity(R.D.I)**: これは、治療に使う薬の量やその強さを評価します。 8. **安全性**: これは、治療がどれだけ安全であるか、副作用がどのようなものかを調べます。 この治験に参加することで、新しい治療法の効果や安全性を知る手助けができるかもしれません。もし興味があれば、詳しい情報をお伝えしますので、気軽に質問してください。
介入研究
無増悪生存期間
奏効率 (ORR:CR+PR、RECIST v1.1)、病勢制御率 (DCR)、奏効持続期間 (DoR)、全生存期間 (OS)、プロトコル治療継続期間 (TTF:Time-to-treatment-failure)、Dose intensity(D.I.)および Relative dose intensity(R.D.I)および安全性
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
アテゾリズマブ、ベバシズマブ、パクリタキセル、カルボプラチン
テセントリク点滴静注1200mg、アバスチン点滴静注 400 mg等、タキソール注射液 100 mg等、カルボプラチン点滴静注 450 mg等
名古屋大学医学部附属病院
愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
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