この治験の目的は、脳卒中で片麻痺になった患者に、早期からロボット支援の歩行練習を行うことが、歩行自立度の改善にどのような効果があるかを調べることです。評価者は知らない状態で、一つの施設でランダムに比較試験を行います。
男性・女性
16歳以上
90歳以下
この治験は、脳卒中の患者さんを対象に行われる介入研究で、フェーズ2と呼ばれる段階です。主な目的は、治療期間中にFunctional Ambulation Category (FAC)3という基準に達する人数と、その達成までにかかった期間を調べることです。また、介入前と介入終了時に患者さんの状態を調べるために、年齢や性別、身長や体重、病気の種類や発症から治療開始までの期間、Glasgow Coma Scale (GCS)やStroke Impairment Assessment Set (SIAS)などの指標を使います。治療期間中にも、患者さんの状態を調べるために、歩行テストや歩行距離、練習時の歩数などを測定します。最後に、治療期間が終わった時点での患者さんの状態や、治療中に起こった有害事象や併用薬・併用療法なども調べます。
介入研究
最大介入期間である8週以内にFunctional Ambulation Category (FAC)3に到達した人数と到達までに要した期間
1. 介入開始前の指標:年齢,性別,身長,体重,病型,発症〜治療開始までの日数,Glasgow Coma Scale (GCS) のE項目・M項目,Stroke Impairment Assessment Set (SIAS)の下肢運動・感覚機能・体幹機能・非麻痺側筋力・視空間認知,FAC,Functional Independence Measure (FIM)合計スコア
2. 介入終了時の指標:FAC,FAC3以上の割合,FAC3までに要した週数,SIASの下肢運動・体幹機能,10m歩行テストによる速度・重複歩距離・歩行率,6分間歩行距離,介入期間中の練習時の歩数
3. 介入前・4週・8週・退院時のSIASの下肢運動・体幹機能の経時変化
4. 退院時の指標:FAC,SIASの下肢運動・体幹機能,10m歩行テストによる速度・重複歩距離・歩行率,6分間歩行距離,FIM合計,発症〜退院までの日数,有害事象,併用薬,併用療法
フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象
利用する薬品情報はありません
藤田医科大学病院
愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1-98
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