特定臨床研究

胆管金属ステント留置後の胆管炎発症抑制についてのリファキシミン治療の臨床研究

治験詳細画面

目的


この治験は、内視鏡的胆道ドレナージが必要な患者に対して、胆管用金属ステントを留置した後にリファキシミンを投与することで、胆管炎の発症を予防することができるかどうかを調べるものです。

対象疾患


悪性腫瘍
腫瘍

参加条件


募集中

この治験に参加できる人は、20歳以上で男性でも女性でも構いません。ただし、切除不能な悪性腫瘍による遠位胆管狭窄がある場合で、内視鏡的経乳頭的胆道ドレナージが必要で、胆管用金属ステントを乳頭出しで留置することが適切で、初回または2回目以内の留置であることが条件です。また、胆管炎がないか改善していること、3カ月以上の予後が期待できること、Performance statusが2以下であること、そして本試験に参加することについて患者本人から文書で同意が得られていることが必要です。 一方、以下の場合は参加できません。肛門側腸管狭窄によるGastric outlet obstructionを来している場合、内視鏡的アプローチが困難な場合、胃切除後でBillroth Ⅰ法以外の再建がなされている場合、肝門部胆管閉塞を有する場合、良性狭窄症例、活動性結核を有する場合、重篤な合併症を有する場合、ステロイド剤もしくは免疫抑制剤による継続的な全身投与を受けている場合、リファキシミン、カナマイシン、ポリミキシンBの投与が行われている場合、過去にすでに本臨床試験に登録している場合、研究責任医師、研究分担医師が本研究の参加について適切でないと判断する場合です。

治験内容


この治験は、悪性腫瘍を対象にした介入研究で、フェーズ2の段階にあります。主な評価方法は、胆管炎の発症率です。また、胆管炎が発症するまでの期間や再発性胆管閉塞の発生率など、さまざまな評価方法があります。治験の目的は、リファキシミンという薬剤の効果や安全性を調べることです。治験に参加する患者さんたちは、化学療法を受けている方々です。治験の結果は、全生存期間や1年生存割合など、さまざまな要素を評価しています。

治験フェーズ

フェーズ2: 少数の軽度な患者さんが対象

利用する医薬品等

一般名称

リファキシミン

販売名

リフキシマ

実施組織


地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター

大阪府大阪市中央区大手前3丁目1-69

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